F1 カタールGP

角田裕毅、F1カタールGPではライバルに全く太刀打ちできず「マシンのパフォーマンスが純粋に足りない」

RBの角田裕毅は、F1カタールGPで立て続けにライバルにオーバーテイクされてしまうこととなり、13位でフィニッシュ。「マシンの純粋なパフォーマンスが足りない」と語った。

田中 健一 Jonathan Noble

編集: 2024/12/01 20:06

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Lewis Hamilton, Mercedes F1 W15, Yuki Tsunoda, RB F1 Team VCARB 01

Lewis Hamilton, Mercedes F1 W15, Yuki Tsunoda, RB F1 Team VCARB 01

写真:: Zak Mauger / Motorsport Images

 F1カタールGP決勝レースを、RBの角田裕毅は13位でフィニッシュ。終始ペースが上がらず、ライバル勢に次々に抜かれていく厳しいレースとなった。

 角田は今回の苦戦について、「マシンの純粋なパフォーマンスが原因だと感じている」と語った。

 角田は14番グリッドからカタールGPの決勝レースをスタートすると、混乱に乗じていきなり10番手までポジションを上げた。すぐにセーフティカー(SC)が出動し、そしてそのSCが解除されるともうひとつ順位を上げて9番手となった。この時点では、3戦連続の入賞も期待された。

 しかし快進撃はそこまでだった。角田のその後のペースはまったく優れず、次々に後続のマシンに抜かれてしまうことになった。タイヤのデグラデーション(性能劣化)が大きかったわけではない。自己ベストのペースを更新することはできていたものの、そのペースは周囲と比べるとまったく遅く、太刀打ちすることができなかったのだ。

「スタートは良かったです。セーフティカーの後には、アロンソ(フェルナンド・アロンソ/アストンマーティン)も抜いて9番手まで上がったんです」

 そう角田は語った。

「でも、こんなにペースが悪かったことはこれまでなかったです。全力を尽くしました。タイヤマネジメントをしていたわけではないですし、カタールでは通常であれば前を行くマシンの抜くのは難しいはずなんですが、僕を抜いていくのはかなり簡単だったみたいです」

「全体的にペースが足りませんでした。そして、小さな差ではなかったんです」

 角田曰く、選択したマシンのダウンフォースレベルが合っていなかったというような問題ではなく、ただ純粋にペースが遅かっただけだと言う。

「マシンの純粋なパフォーマンスの差だったと感じています。ダウンフォースレベルが、他と比べてそれほど大きく違っていたわけではないです。もちろん修正する必要がありますが、少なくともマシンに乗っている限りではほぼ適正だったと思います」

「今回は予想通り、中速域から低速域では悪くありませんでした。ただ全てのコーナー、全てのストレートでペースが足りないんです」

 RB(当時はアルファタウリという名称だった)は昨年もカタールGPで苦戦。角田は15位でレースを終えた。順位こそ今年の方がふたつほど良かったが、角田曰く「昨年の方がよっぽどマシだった」という。

「昨年はここで全くパフォーマンスを発揮することができませんでした。でも昨年は、今年よりもずっと良かったと思います。おそらくマシンの特性や効率が、修正すべきメインの目標だと思います」

「改善しようとしているんですが、特にカタールのような中高速の長いコーナー、長いストレート、そしてマシンの効率が要求されるようなコースでは、僕らのマシンはかなり苦労します」

「正直に言って、それは(チームに)相談してみる必要があると思います。でも、マシンの余力は多くないと思います。少なくとも、僕はマシンをドライブした時に僕が感じているのはそういうことです」

 

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