ラッセル復活のポールポジション獲得! ハミルトン僅差で2番手フロントロウ|F1バルセロナ-カタルニアGP
メルセデスのジョージ・ラッセルが、F1バルセロナ-カタルニアGPのポールポジションを獲得した。
George Russell, Mercedes
写真:: Andy Hone/ LAT Images via Getty Images
F1バルセロナ-カタルニアGPの予選が行なわれ、メルセデスのジョージ・ラッセルがポールポジションを獲得した。
舞台はバルセロナ・カタルニア・サーキット。来年からベルギーGPとの隔年開催となるものの、テストなどでお馴染みのコースだ。様々な特徴を持ち合わせ、マシンの実力を浮き彫りにするコースとして知られる。
気温31度、路面温度51度というコンディションで予選がスタート。前日のフリー走行からタイヤのデグラデーションの激しさが各チームを苦しめており、予選でも1周を通してソフトタイヤを機能させるのは至難の業。いかにタイヤ性能のピークでアタックをまとめられるかがカギとなった。
Q1:アロンソ、母国で予選最下位に
18分間のQ1がスタートすると、ハースがミディアムタイヤでコースイン。一方でメルセデスをはじめ上位チームはタイミングをズラしてアタックに向かった。
メルセデスのジョージ・ラッセルが1分15秒717を記録するが、それをフェラーリのルイス・ハミルトンが0.092秒上回って暫定トップに立った。メルセデスとフェラーリがトップ4を分け合い、マクラーレン、レッドブルがそれに続いた。
Q1敗退圏内にアストンマーティン、キャデラックに加え、エステバン・オコン(ハース)とアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)という状況で残り5分を切った。ハースはミディアムタイヤで1アタックした後、ソフトタイヤを2セット使い、Q2進出を目指した。
ウイリアムズのカルロス・サインツJr.が16番手でなんとかQ2進出を決めた一方で、オコンとアルボンがQ1敗退。キャデラックのセルジオ・ペレス、バルテリ・ボッタスは19、20番手とアストンマーティン勢の前に並んだ。フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)は、チームメイトのランス・ストロールに敗れ、母国で最下位グリッドとなってしまった。
Q2:ヒュルケンベルグついにQ3進出
15分間のQ2は、残りのタイヤセット数の関係でアルピーヌ勢やマクラーレン勢、サインツJr.、アウディのニコ・ヒュルケンベルグといったマシンがユーズドタイヤを履いて走り出した。
まず好タイムを記録したのはレッドブルのマックス・フェルスタッペンで、1分15秒484をマーク。しかしそれをメルセデスとフェラーリの4台が上回っていき、フェルスタッペンは5番手に。トップはラッセルの1分15秒228だ。
ユーズドタイヤを履いたマクラーレンの2台、ランド・ノリスは8番手、オスカー・ピアストリは10番手に留まった。
トップ4チームに加え、レーシングブルズの2台がトップ10に食い込む中、アウディ勢やアルピーヌ勢、ハースのオリバー・ベアマンとサインツJr.がノックアウト圏内でラストアタックに臨むこととなった。
メルセデスとフェラーリ、レッドブルといった上位勢がピットに留まる中、Q3進出をかけたアタック合戦が始まった。サインツJr.はソフトタイヤを使い果たし、ユーズドタイヤで臨むという苦しい立場だ。
マクラーレン勢は新品タイヤでノリスが4番手、ピアストリが7番手にポジションアップ。他にタイムを更新してみせたのがヒュルケンベルグだ。最初のアタックはトラックリミット違反でタイム抹消となったが、レーシングブルズのアービッド・リンドブラッドを上回り、10番手に食い込んだ。
ヒュルケンベルグは今季何度もあと一歩でQ3進出を逃していたが、ついに今季初のQ3進出を果たした。
11番手リンドブラッド以下、アウディのガブリエル・ボルトレト、フランコ・コラピント(アルピーヌ)、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、オリバー・ベアマン(ハース)、サインツJr.というオーダーだ。
Q3:ラッセル復活のポールポジション!
13分間のQ3は、ヒュルケンベルグとリアム・ローソン(レーシングブルズ)がユーズドタイヤで走行開始。他8名は2セットの新品ソフトタイヤを残してポールポジションを決するアタック合戦に臨んだ。
フェルスタッペンが先頭でコースイン。メルセデスの2台は隊列の最後尾でコースに向かった。
フェルスタッペンが1分15秒328を叩き出し、それをピアストリが1分15秒176で上回った直後、セッションは赤旗中断に。ルクレールがクラッシュを喫したためだ。
ルクレールはターン4の出口でリヤが流れ、カウンターステアを当てたところでコースオフ。グラベルを突っ切り、ノーズからバリアに激しく当たり、ここで予選を終えることになってしまった。
残り8分30秒でセッションが再開されると、まだタイムを出せていないマシンの一部はユーズドタイヤでコースイン。フィーリングの確認を兼ねて保険のタイムを出しに行った。一方でノリス、ヒュルケンベルグ、ローソンは1アタックにかけ、ピットで待機した。
ラッセルはコースインが遅く1セット目のタイヤをあまり使っていなかった恩恵もあってか、ユーズドタイヤで1分15秒145をマーク。すでにタイムを出していた2台を上回り、暫定トップでピットに戻って新品タイヤに履き替えた。
ラストアタックはアントネッリが先頭。しかしセクター1、セクター2ともに後ろから追いかけるラッセルが上回った。
アントネッリは1分14秒998を叩き出したが、ラッセルはそれをさらに0.3秒以上上回る1分14秒679を叩き出し、ポールポジションを獲得した。
さらに今週末好調のハミルトンがメルセデス勢の間に割って入る2番手タイム。ラッセルにわずか0.064秒およばなかったが、決勝レースにおいてはフェラーリ移籍後初のフロントロウ獲得だ。
4番手はQ3唯一のアタックをうまくまとめたノリス。レッドブルのフェルスタッペン、アイザック・ハジャーが5、6番手に続いた。ピアストリは7番手となった。
8番手ローソン、9番手ヒュルケンベルグは、トップ4チームとのアタック合戦に付き合わず、レースに向けソフトタイヤを1セット温存して予選を終えることを選んだ。
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予選Q3
| 順位 | ドライバー | # | シャシー | エンジン | Laps | タイム | 前車との差 | タイヤ | 平均速度 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | |
63 | Mercedes | Mercedes | 13 |
1'14.679 |
S | 224.496 | ||||
| 2 | |
44 | Ferrari | Ferrari | 14 |
+0.064 1'14.743 |
0.064 | S | 224.304 | |||
| 3 | |
12 | Mercedes | Mercedes | 14 |
+0.319 1'14.998 |
0.255 | S | 223.541 | |||
| 4 | |
1 | McLaren | Mercedes | 14 |
+0.322 1'15.001 |
0.003 | S | 223.533 | |||
| 5 | |
3 | Red Bull | Red Bull | 12 |
+0.342 1'15.021 |
0.020 | S | 223.473 | |||
| 6 | |
6 | Red Bull | Red Bull | 14 |
+0.398 1'15.077 |
0.056 | S | 223.306 | |||
| 7 | |
81 | McLaren | Mercedes | 15 |
+0.411 1'15.090 |
0.013 | S | 223.268 | |||
| 8 | |
30 | RB | Red Bull | 14 |
+1.863 1'16.542 |
1.452 | S | 219.032 | |||
| 9 | |
27 | Audi | Audi | 17 |
+1.978 1'16.657 |
0.115 | S | 218.704 | |||
| 10 | |
16 | Ferrari | Ferrari | 8 |
|
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