笑顔のライコネン、”純粋な運”で開幕戦の2位を失うもマシンには高評価

オーストラリアGPで3位を獲得したライコネンは、2位を失ったことを受け入れ、今後のレースに向けて期待を持っているようだ。

 2018シーズン開幕戦オーストラリアGPの決勝レースを3位で終えたフェラーリのキミ・ライコネンは、”純粋な運”で2位を失ったのは理想的ではないものの、マシンには概ね満足をしているようだ。

 予選2番手を獲得したライコネンは順当にスタートを決め、トップのルイス・ハミルトン(メルセデス)に次ぐ、2番手でレースを進めた。

 ライコネンは18周終了時点でピットストップ。これに反応し、翌周にハミルトンがピットに入ったためアンダーカットは成功せず、そのままライコネンは2位でフィニッシュするかと思われた。

 しかしその後、ハース勢に相次いでトラブルが出たことで、バーチャルセーフティカーが発動。このタイミングまでピットストップを引っ張っていたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が得をした形となり、3番手からトップまで浮上。そのままハミルトンを抑えベッテルが優勝を果たした。

 ライコネンは終盤ダニエル・リカルド(レッドブル)に迫られるものの、逆転を許さず3位でフィニッシュした。ライコネン本人にとっては、2013年のロータス時代に優勝を果たして以来の開幕戦表彰台獲得となる。

「速さはあったけど、(ハミルトンを)パスするのは難しかった。2コーナーで良いポジションを確保した後はトップについていき、ピットストップで何か仕掛けることができるか考えるレースだった」

 ライコネンはレース後の記者会見で、そう振り返った。

「終盤はレッドブル(リカルド)の方がタイヤが新しく、いくらかプレッシャーを感じたが、ポジションを守り切り、3位を手にすることができた」

「レースはOKだったと思う。僕には運がなかったが、できることはやった。セブには運があったし、少なくとも運は僕らのチームに向いていた」

 チームメイトのジャンプアップによって、ポジションを落としたことになるライコネン。これについては、運によって結果が左右されることはあると受け入れているようだ。

「言うまでもなく、常に優勝はしたい。レース序盤は優勝争いをするチャンスがあったし、週末を通してマシンにはとても満足している。セーフティカーは純粋な運だ。結果が運に左右されることも時にはある。3位は理想的ではないにせよ、まともな開幕戦だと言えるし、1年は長い」

「間違いなくマシンを改善する必要はあるが、今週末のフィーリングは問題ない。マシンには満足だし、あまり不満を言うこともない。もう少し良い結果を得られる可能性はあったが、今後のレースに向けては素晴らしい結果だ」

 ライコネンはベッテルがピットストップで前に出たことについて、チームとの無線で驚きを露わにしていた。これについて、ライコネンは次のように語っている。

「僕が驚いたのは、チームが彼のやっていることを知らせてこなかったからだ。言うまでもなく、僕たちはレースの前に何百ものオプションがあることを話し合っている。背後からの脅威がなかった彼(ベッテル)にとっては、それが最善の選択肢だった」

「その時点で彼に失うものは何もなく3番手は安泰だったので、彼は間違いなくチャンスに賭けるはずだった。そしてそれがうまくいった。チームが決断したことには全く驚いていないが、その時点で何が起きているかを僕に知らせなかったことに驚いたんだ」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 オーストラリアGP
サーキット Melbourne Grand Prix Circuit
ドライバー キミ ライコネン
チーム フェラーリ
記事タイプ 速報ニュース