順調な冬から一転……ガスリー、初戦でのPUトラブルは「頭痛のタネ」

ホンダPUのトラブルによって開幕戦をリタイアしたガスリーは、初戦で問題を抱えたことは頭痛のタネだと認めた。

 ホンダ製パワーユニット(PU)のトラブルでF1開幕戦オーストラリアGPをリタイアしたピエール・ガスリーは、今季の厳しいPU使用制限を考えると、初戦でトラブルを抱えたのは”痛手”だと認めた。

 過去3シーズン、マクラーレンと厳しい日々を過ごしてきたホンダにとって、トロロッソとの”穏やかな冬”は、2015年のF1復帰以来最も順調なオフシーズンだった。

 しかし、プレシーズンテストでは全く信頼性の問題が起きなかったホンダPUだが、”本番”の決勝レースでトラブルが起きてしまう。ガスリーがMGU-Hの問題でわずか13周でリタイアを喫してしまったのだ。

 ガスリーは、今季はドライバーひとりあたりPUが最大3基までに制限されていることを考えると、この結果はかなりの痛手だと認めた。

「テストはかなりうまくいっていたし、問題は全く起きなかったのでとてもがっかりしている。そして僕たちにとって最初のレースで、最初の問題に直面してしまった」

「僕は嘘をつくつもりはない。それは間違いなく頭痛のタネだ。だけどそれがどんなものであれ、次のレースをできる限りスムーズなモノにしようと、みんなが調整している。このレギュレーションは、誰にとっても厳しいルールなんだ」

「テストはとてもうまくいっていたし、問題も全くなくてとても良い感じだった。今回、問題が起きてしまったのがただただ残念だ。何の問題もなくここに来るより、テストの最終日に問題が起きていた方が良かったのかもしれない」

 厳しい船出となったトロロッソ・ホンダ。それでも、ガスリーはホンダについての信頼をなくしてはいないようだ。

「もちろんテストの後は楽観していたけど、こういう状況に遭遇しうるということは分かっていた」とガスリーは話した。

「今シーズンについては、楽観的なままでいるべきだと思う。なぜなら、レースをするたびに問題が増えていくわけではないからだ」

 ホンダは、ガスリーのトラブルがMGU-Hに起因していたと発表したものの、故障の詳細やコンポーネントが再使用できるかどうかといった情報は明かしていない。しかしガスリーは、全21戦の初戦をパワーユニットのトラブルでリタイアしたことで、シーズン中のグリッド降格ペナルティは避けられないと考えているようだ。

「簡単にはいかないだろう。おそらく、どこかのタイミングでペナルティを受けることになるはずだ」とガスリーは語った。

「だけど、そのことについて今は考えたくない」

 もう1台のトロロッソ・ホンダ、ブレンドン・ハートレーはスタート直後の1コーナーでタイヤをロックアップ。フラットスポットができてしまったことで緊急ピットインをしたが、2セット目に使用したソフトタイヤもパンクしてしまい、最終的に15位でレースを完走している。

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ F1
イベント名 オーストラリアGP
サーキット Melbourne Grand Prix Circuit
ドライバー ピエール ガスリー
チーム トロロッソ
記事タイプ 速報ニュース