バンドーン、初日の遅れに懸念なし?「実際には良い1日だった」
マクラーレンのストフェル・バンドーンは、タイムシートの下位に沈んだアゼルバイジャンGP初日について「ポジティブだった」と語る。

マクラーレンのストフェル・バンドーンは、アゼルバイジャンGP初日に苦戦。フリー走行1回目、2回目共に19番手に終わった。チームメイトのフェルナンド・アロンソがFP1で7位、FP2で6位だったことを考えると、非常に大きな差をつけられているように見える。
しかし当のバンドーンは、この初日の遅れについては心配していないと語る。
「間違いなくもっと速くなれる」
そうバンドーンは語った。
「実際には、ポジティブな1日だった。クルマには新しい要素がいくつかあったんだ。今日の優先事項は、それらを理解し、持っているモノを最大限に引き出すことだった」
「今日はポジティブだったように感じる。結果表は、僕らが持っている実力を示したモノではない。ウルトラソフトではまともな走行がほとんどできなかったんだ。トラフィックにも引っかかったし、壁にも少し擦ってしまった。完璧な走りではなかったんだ。しかし、僕は明日(土曜日)を楽しみにしているし、すべてが整理できることを願っている」
アロンソとの差について訊かれたバンドーンは、ウルトラソフトでのアタックができなかったことが、その理由だと改めて語る。
「僕がウルトラソフトでまともに走れなかったというのが、差がついた理由だ。トラフィックに引っかかってしまうと、次の周にはラップタイムを改善することができなかった。今日の時点で、あまり多くの結論を出すことができない」
「それ(アロンソとのタイム差)については全く考えていない。現実は全く異なっている。紙の上では、良いようには見えないだろう。すべてをまとめ上げられるかどうかは、僕ら次第だ」
「金曜日から土曜日にかけては、他のチームも大きく進歩してくる。だから、僕らも同じように前進しなきゃいけない。新しいパーツからは、いくつか良い結果も出ている。僕の側からは見えないけど、そういう説明を受けているんだ」
Additional reporting by Filip Cleeren
この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | ストフェル バンドーン |
チーム | マクラーレン |