トロロッソ「不運な予選だったが、計画を立て、決勝で巻き返す」
トロロッソ・ホンダのテクニカルディレクターであるジェームス・キーは、アゼルバイジャンGPの予選を振り返り、決勝での巻き返しを誓う。

トロロッソ・ホンダのテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは、2台揃って予選Q1落ちとなったアゼルバイジャンGPの予選を、チームのプレスリリースで振り返った。
「残念ながら様々な不運な理由のため、我々にとってはいろいろなことが起きた予選セッションだった」
そうキーは語った。
「ブレンドンは、最初のアタックに出た際にイエローフラッグのため、クリーンなラップを走ることができなかった。だから、そのアタックを諦めなければならなかった」
「一方でピエールは最初の走行を完了することができた。しかし、これまでの週末でも見られたように、Q1が進んでいくに連れ、コースのコンディションは改善していった」
「2回目の走行では、ピエールはラップタイムを改善していた。もし何事もなく周回を終えていたら、彼はQ2に進んでいただろう。しかし残念なことに、ブレンドンがピエールの目の前でパンクを起こしてしまった。そして彼らは速度差の大きい状態でコース上で出会い、ニアミスにつながってしまった」
「ピエールは衝突を避けるために、非常にうまくコントロールした。しかし残念ながら、彼のタイヤもバッテリーも、そして残り時間の面でも、別のアタックができないということを意味していた。そのため、彼は予選を諦めざるをえなかった」
「彼のペースはかなり良かったと思うので、そのことは実に残念だ。おそらくQ3に進出するのは難しかっただろうが、それに近づくことが可能だった。明日、タイヤがどう働くかということは不確実であり、それ(Q2進出)は適切な戦略を実施するためには良い場所だったはずだ」
ただ、ここアゼルバイジャンは、混乱が生じる可能性もある。これをうまく活用していけば、決勝での好結果も期待できるはずだ。
「現時点では、レースがどうなるか分からない。そして期待していた場所からスタートすることはできない。しかしながら、これまでにも見られたように、非常に忙しく、何かが起こる日曜日になる可能性がある」
「今晩計画を立て、明日挽回できることを願っている」
この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | アゼルバイジャンGP |
サブイベント | 土曜日 予選 |
ロケーション | バクー・シティ・サーキット |
ドライバー | ブレンドン ハートレー , ピエール ガスリー |
チーム | アルファタウリ・ホンダ |