ハミルトン、圧巻のポールポジション。トロロッソ・ホンダはQ1で脱落

2018シーズン開幕戦オーストラリアGPの予選が行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得した。

 2018シーズンの開幕戦オーストラリアGP予選は、驚愕のラップを見せたメルセデスのルイス・ハミルトンが今季最初のポールシッターとなった。

 雨の確率が高いという予報が出ていたものの、アルバートパーク・サーキット上空からは雨雲が去り、気温24度、路面温度31度のドライコンディションで今シーズン最初の予選がスタートした。

Q1:トロロッソ・ホンダ、2台ともQ1脱落

 18分間の予選Q1がスタートすると、ルノーのニコ・ヒュルケンベルグが真っ先にコースイン。まずは1分25秒348というタイムを記録するが、それをハース勢が上回っていった。

 その後フェラーリのキミ・ライコネンがトップに立つと、2度目のアタックで1分23秒096までタイムを伸ばした。レッドブルのダニエル・リカルド、マックス・フェルスタッペンがライコネンに続き、メルセデスのルイス・ハミルトン、バルテリ・ボッタスが4番手、5番手。セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)はトラフィックの影響もあり、6番手となった。

 トップ3のチーム以外は2度目のアタックへ。ルノーのカルロス・サインツJr.が6番手、マクラーレンのフェルナンド・アロンソが7番手までジャンプアップした一方で、トロロッソのブレンドン・ハートレーは16番手でQ2進出ならず。15番手のエステバン・オコン(フォースインディア)との差はわずか0.029秒だ。

 ハートレー以下、ザウバーのマーカス・エリクソン、シャルル・ルクレール、セルゲイ・シロトキン(ウイリアムズ)が続き、最後のアタックでコースオフがあったピエール・ガスリー(トロロッソ)が最下位となった。

 なお、このセッションをトップで通過したのはハミルトン。最初のタイヤセットで走行を継続し、タイムを更新した。また、ベッテルも3番手まで浮上してQ1を終えている。

Q2:ハース&ルノーの4台が中団争いを制しQ3へ

 Q2のセッションは14分間の戦い。スーパーソフトタイヤを装着したフェルスタッペンが最初にコースへ向かった。リカルドもスーパーソフトでのアタックだ。

 Q1同様、ライコネンが1分22秒507をマークしトップに立つが、その後ろからハミルトンが1分22秒051という驚異的なラップを叩き出した。その大差のほとんどが、セクター1で稼いだものだ。

 スーパーソフトを使ったレッドブルは、ハミルトンから0.8秒差の5、6番手につけた。

 セッション残り3分を切り、全車がコース上に。レッドブルは再び新品のスーパーソフトタイヤを装着した。

 熾烈な中団争いは、ハース勢の2台がトップ3チームの背後につけ、Q3進出を確実に。しかし最後のアタックでルノーのカルロス・サインツJr.が7番手にジャンプアップした。Q3進出最後のイスには、ルノーのヒュルケンベルグが座った。

 サインツのポジションアップでQ3進出圏内から蹴り出され11番手となったのが、アロンソ。12番手にはチームメイトのストフェル・バンドーンが続いた。ウイリアムズのランス・ストロールは、セルジオ・ペレス(フォースインディア)に次ぐ14番手。エステバン・オコン(フォースインディア)の前で予選を終えた。

 新たなウルトラソフトでアタックしたベッテルが1分21秒944までタイムを更新し、トップでQ3へ向かっている。 

Q3:ハミルトン、圧巻。今季最初のポール獲得

 今季最初のポールポジションを決める12分間のQ3は、ハミルトンを先頭にコースイン。しかし、彼に続いてアタックに入っていたボッタスがターン1にオーバースピードで突入し、その後ターン2イン側の濡れた芝を踏んで挙動を乱しクラッシュ。セッションは赤旗中断となった。ボッタスのマシンは右リヤからタイヤバリアに激しく接触しており、ギヤボックスなどへのダメージも懸念される。

 セッションは残り9分47秒から再開した。ハミルトンを先頭に改めて各車がアタックへ突入。まずはハミルトンがQ2と同じ1分22秒051を記録した。対するベッテルはセクター1、セクター2ともに全体ベストを更新するがセクター3で遅れ、0.034秒差の2番手。フェルスタッペンがトップから0.061秒差の3番手と、非常に僅差の争いだ。

 残り3分を切り、タイヤを温存していたハースとルノー勢も含め、全9台が最後のアタックへ。ここで圧倒的な速さを見せたのが、やはりハミルトン。2番手のライコネンに対し、セクター1だけで0.3秒近くの差をつけ、1分21秒164をマークしたハミルトンが2018シーズン最初のポールシッターとなった。

 ベッテルはライコネンに0.010秒届かず3番手。アタック中にマシンをスライドさせてしまったフェルスタッペンが4番手となった。3グリッド降格ペナルティを科せられているリカルドは5番手となり、決勝を8番グリッドからスタートすることになりそうだ。

 6、7番手にはハース勢が並んだ。チームメイト同士のバトルでは、マグヌッセンがグロージャンに0.152秒差をつけ前に出ている。8番手はヒュルケンベルグ、9番手にサインツ。クラッシュがあったボッタスはノータイムで10番手となった。

 昨年の予選で自身が記録したコースレコードを1秒以上更新したハミルトン。その驚異のパフォーマンスが、レースでも続くのか。それともフェラーリやスーパーソフトタイヤスタートを選択したレッドブルが逆襲するのか。

 2018シーズン最初の決勝レースは、明日25日(日)の日本時間14時10分にスタートする。

F1開幕戦オーストラリアGP:予選結果

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 オーストラリアGP
サーキット Melbourne Grand Prix Circuit
記事タイプ 速報ニュース