ハートレー&ペレス、レース前のインシデントによりタイム加算

ハートレーとペレスは、フォーメーションラップ中のインシデントによって30秒のタイムペナルティを科された。

 トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーとフォースインディアのセルジオ・ペレスは、バーレーンGPのフォーメーションラップ中のインシデントにより30秒のタイムペナルティを科された。またこれに伴い正式なレース結果も変更となった。

 ハートレーとペレスはそれぞれ11番手と12番手から決勝レースをスタート。しかし両者はオープニングラップのターン4で接触し、ペレスはスピンを喫した。

 このインシデントにより、ハートレーは10秒のタイムペナルティを受けた。その後彼は13位で、一方のペレスは12位でレースを終えていた。

 しかしスチュワードはレース後にふたりを招集し、フォーメーションラップ時のインシデントについてのヒアリングを行った。

 フォーメーションラップでは、ハートレーがゆっくりとグリッドを離れ、ペレスがこのハートレーを追い越した。一方追い越されたハートレーは第1セーフティカーライン(ピットレーン入口手前に引かれたセーフティカーライン)までにポジションを戻さず、その上『第1セーフティカーラインまでにポジションを戻すことができなかったドライバーは、ピットレーンからレースをスタートしなければならない』という規則にも従わずに当初の11番グリッドからレースをスタートした。

 なおF1の競技規則では、フォーメーションラップを低速走行したドライバーは、隊列の最後尾までポジションを落とさない場合に限り、元の位置に戻ることが可能だ。

 この時のビデオ映像を見直し、ペレスとハートレー、さらにはそれぞれのチームからの聞き取り調査を実行。その結果スチュワードは、両ドライバーに30秒のタイムペナルティを科すことを決定した(レース後の裁定のため、10秒のストップ&ゴーペナルティに代わって30秒のタイム加算となる)。

 スチュワードの公式声明では、次のように述べられている。

「カーナンバー11(ペレス)はターン1の手前でカーナンバー28(ハートレー)を追い越した。その後フォーメーションラップが終了するまでの間に、カーナンバー28からはポジションを戻そうとする目立った努力が見られなかった」

「またカーナンバー11は、フォーメーションラップ開始時にカーナンバー28が過度に遅かったことを認めている」

「今回の場合はペナルティが十分なものであるので、スチュワードは(ペレスに)ペナルティポイントを付与しないという決断を下した」

「カーナンバー28はフォーメーションラップの最中に追い越されたが、最初のセーフティカーラインまでにポジションを戻すことはなかった。またピットレーンにも入ることもなかったので、競技規則38条3項に則ったペナルティが要求される」

 今回はハートレーのみペナルティポイントを2ポイント加算され、12カ月で4ポイントの累積となった。

 これに伴い正式なレース結果も変更となり、ペレスは16位、ハートレーは17位となった。

 F1レースディレクターのチャーリー・ホワイティングはレース後、一連のインシデントはハートレーが規則に従わなかったことが原因であると示唆した。

 ヒアリングを前にホワイティングは、「まだペレスとハートレーが何を話したのか聞いていないが、ハートレーは自分が何をすべきだったのか、本当にわかっていなかったようだ」と述べていた。

「一方でペレスは彼を追い抜いた。だが全てのマシンがグリッドを離れていた訳ではなかったので、これはいたって普通のことだ」

「この規則は、主にグリッドから離れたマシンのためのものだ。彼(ハートレー)は元のポジション、つまりペレスの前に戻りさえすれば、本来の順位からレースをスタートすることができる。昨年のカナダGPでのダニール・クビアト(当時トロロッソ)のようにね」

「それさえ行えば、グリッドからレースをスタートできるのだ。しかしそうしなかった場合は、ピットレーンからスタートしなければならない。ハートレーは(第1セーフティカーラインまでに)ポジションを戻さず、さらにはピットレーンからのスタートも行わなかった。これは少しおかしな話だ」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 バーレーンGP
サーキット バーレーン・インターナショナル・サーキット
ドライバー ブレンドン ハートレー , セルジオ ペレス
チーム フォースインディア , トロロッソ
記事タイプ 速報ニュース