ハートレー&ペレス、レース前のインシデントによりタイム加算

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ハートレー&ペレス、レース前のインシデントによりタイム加算
執筆: Ben Anderson
2018/04/09 7:02

ハートレーとペレスは、フォーメーションラップ中のインシデントによって30秒のタイムペナルティを科された。

Brendon Hartley, Toro Rosso STR13 Honda, leads Carlos Sainz Jr., Renault Sport F1 Team R.S. 18, Marcus Ericsson, Sauber C37 Ferrari, and Lance Stroll, Williams FW41 Mercedes
Brendon Hartley, Toro Rosso STR13 Honda, Carlos Sainz Jr., Renault Sport F1 Team R.S. 18
Sergio Perez, Force India VJM11 Mercedes, Carlos Sainz Jr., Renault Sport F1 Team R.S. 18
Brendon Hartley, Toro Rosso STR13 Honda
Esteban Ocon, Force India VJM11 Mercedes, Brendon Hartley, Toro Rosso STR13 Honda
Brendon Hartley, Toro Rosso STR13 Honda, Carlos Sainz Jr., Renault Sport F1 Team R.S. 18
Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W09, leads Brendon Hartley, Toro Rosso STR13 Honda, Max Verstappen, Red Bull Racing RB14 Tag Heuer, Carlos Sainz Jr., Renault Sport F1 Team R.S. 18, Marcus Ericsson, Sauber C37 Ferrari, and the remainder of the field at the start
Sergio Perez, Force India VJM11 Mercedes
Brendon Hartley, Toro Rosso STR13 Honda

 トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーとフォースインディアのセルジオ・ペレスは、バーレーンGPのフォーメーションラップ中のインシデントにより30秒のタイムペナルティを科された。またこれに伴い正式なレース結果も変更となった。

 ハートレーとペレスはそれぞれ11番手と12番手から決勝レースをスタート。しかし両者はオープニングラップのターン4で接触し、ペレスはスピンを喫した。

 このインシデントにより、ハートレーは10秒のタイムペナルティを受けた。その後彼は13位で、一方のペレスは12位でレースを終えていた。

 しかしスチュワードはレース後にふたりを招集し、フォーメーションラップ時のインシデントについてのヒアリングを行った。

 フォーメーションラップでは、ハートレーがゆっくりとグリッドを離れ、ペレスがこのハートレーを追い越した。一方追い越されたハートレーは第1セーフティカーライン(ピットレーン入口手前に引かれたセーフティカーライン)までにポジションを戻さず、その上『第1セーフティカーラインまでにポジションを戻すことができなかったドライバーは、ピットレーンからレースをスタートしなければならない』という規則にも従わずに当初の11番グリッドからレースをスタートした。

 なおF1の競技規則では、フォーメーションラップを低速走行したドライバーは、隊列の最後尾までポジションを落とさない場合に限り、元の位置に戻ることが可能だ。

 この時のビデオ映像を見直し、ペレスとハートレー、さらにはそれぞれのチームからの聞き取り調査を実行。その結果スチュワードは、両ドライバーに30秒のタイムペナルティを科すことを決定した(レース後の裁定のため、10秒のストップ&ゴーペナルティに代わって30秒のタイム加算となる)。

 スチュワードの公式声明では、次のように述べられている。

「カーナンバー11(ペレス)はターン1の手前でカーナンバー28(ハートレー)を追い越した。その後フォーメーションラップが終了するまでの間に、カーナンバー28からはポジションを戻そうとする目立った努力が見られなかった」

「またカーナンバー11は、フォーメーションラップ開始時にカーナンバー28が過度に遅かったことを認めている」

「今回の場合はペナルティが十分なものであるので、スチュワードは(ペレスに)ペナルティポイントを付与しないという決断を下した」

「カーナンバー28はフォーメーションラップの最中に追い越されたが、最初のセーフティカーラインまでにポジションを戻すことはなかった。またピットレーンにも入ることもなかったので、競技規則38条3項に則ったペナルティが要求される」

 今回はハートレーのみペナルティポイントを2ポイント加算され、12カ月で4ポイントの累積となった。

 これに伴い正式なレース結果も変更となり、ペレスは16位、ハートレーは17位となった。

 F1レースディレクターのチャーリー・ホワイティングはレース後、一連のインシデントはハートレーが規則に従わなかったことが原因であると示唆した。

 ヒアリングを前にホワイティングは、「まだペレスとハートレーが何を話したのか聞いていないが、ハートレーは自分が何をすべきだったのか、本当にわかっていなかったようだ」と述べていた。

「一方でペレスは彼を追い抜いた。だが全てのマシンがグリッドを離れていた訳ではなかったので、これはいたって普通のことだ」

「この規則は、主にグリッドから離れたマシンのためのものだ。彼(ハートレー)は元のポジション、つまりペレスの前に戻りさえすれば、本来の順位からレースをスタートすることができる。昨年のカナダGPでのダニール・クビアト(当時トロロッソ)のようにね」

「それさえ行えば、グリッドからレースをスタートできるのだ。しかしそうしなかった場合は、ピットレーンからスタートしなければならない。ハートレーは(第1セーフティカーラインまでに)ポジションを戻さず、さらにはピットレーンからのスタートも行わなかった。これは少しおかしな話だ」

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