アロンソ「バトンのル・マン参戦は、数カ月前から知っていた」
マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、ジェンソン・バトンがル・マンに参戦することは、数カ月前から知っていたと語る。

ジェンソン・バトンが、SMPレーシングに加入し、今季のWEC(世界耐久選手権)の第1戦を除く全てのレースに出走することが決まった。当然、ル・マン24時間レースもその中の1戦に含まれる。
バトンと同じく、今季初めてル・マン24時間に挑むのが、フェルナンド・アロンソである。アロンソはマクラーレンでのF1活動と並行してTOYOTA GAZOO Racingに加入し、来週行われるスパ6時間レースを皮切りに、フル参戦する。
そのアロンソにバトンのル・マン参戦について尋ねると、彼は以前からこのことを知っていたと明かした。
「彼がチームに加入したことを、僕はすでに数カ月前から知っていた。でも、それは今では公式発表となった」
そうアロンソは語った。
「彼が乗ることになって嬉しいよ。SMPは非常に強力なラインアップ(バトンのチームメイトを務めるのは、元F1ドライバーのヴィタリー・ペトロフと、元インディカードライバーのミカエル・アレシンである)だ。マシンもとても速く、もしかしたら現時点では最も速いかもしれない」
「多くの人がやってくるのは、この選手権にとって良いことだし、もっと注目を集まることになるだろう。モータースポーツにとっても良いことだ」
一方、昨年までWECをポルシェの一員として戦い、2015年と2017年には王者に輝き、昨年のル・マンでは悲願の総合優勝を遂げたブレンドン・ハートレーも、「噂は聞いていた」と語る。
「僕は今朝(金曜朝)、そのことを聞いたんだ。確かに、いくつかの噂は耳にしていた。でも、彼がそれ(ル・マン参戦)をするのは、とっても良いことだと思う。彼は楽しめるだろう」
「相対的なパフォーマンスについては、僕はあまり詳しく知らない。おそらく、トヨタにとってはル・マンに勝つ最大のチャンスになることだろう。それは、僕の直感だけどね。それ以上の情報は持っていないんだ」
「今日(アゼルバイジャンGPの金曜日)は忙しかったから、その情報をしっかり追っていないんだ」
Additional reporting by Pablo Elizalde and Scott Mitchell
この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | アゼルバイジャンGP |
ロケーション | バクー・シティ・サーキット |
ドライバー | ブレンドン ハートレー , フェルナンド アロンソ , ジェンソン バトン |
チーム | マクラーレン , SMP Racing , アルファタウリ・ホンダ , Toyota Gazoo Racing |