ガスリー、無線内容を釈明「アロンソを侮辱するつもりはなかった」

29,875 見る

ガスリーはバーレーンGP決勝フィニッシュ後に「僕らは戦える!」と無線を送ったが、これはアロンソを嘲笑したかったわけではないと釈明した。

 トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、バーレーンGPを4位でフィニッシュした後、チームに無線で「僕らは戦える!」と語った。これはマクラーレンのフェルナンド・アロンソが開幕戦フィニッシュ後に発信したコメントをもじった”ジョーク”だったとし、ホンダに対する信頼を表した言葉だと説明した。

 ガスリーはバーレーンGPを完璧に戦い切り、トップ3台の直後、4位でフィニッシュした。この成績はホンダが2015年にF1復帰を果たして以来、最高成績である。

 チェッカーを受けた後のガスリーは、チーム無線で喜びを爆発させた。そして「信じられない」とチームの仕事ぶりを称えた後、「僕たちは戦える!」と続けた。

 この言葉は、アロンソが開幕戦を5位でフィニッシュした後に語ったのと同じ言葉である。

 これについて訊かれたガスリーは「ちょっとジョークだったんだ。それだけだよ」と答えた。

「僕はただ、ホンダの信頼を取り戻さなきゃいけないと思ったんだ」

「彼らはマクラーレンと厳しい3年間を過ごした。でも、僕らとの2レース目で4位を手にした。それはただ驚くべきことだ」

「その言葉は、彼らに対する信頼を表すものだった。なぜなら、彼らは本当に懸命に働いている。彼らが成し遂げている懸命な仕事に対する、賞賛が必要なんだ」

 ガスリーは、アロンソと同じ言葉を使ったことで、特にスペインのファンからSNSを通じて批判的なメッセージを受け取っていると言う。しかしガスリーには、アロンソを嘲笑したり、侮辱するつもりなどなかったと釈明する。

「僕はフェルナンドを大いに尊敬している」

 そうガスリーは付け加えた。

「フェルナンドは長い間F1で最高のドライバーのひとりだし、崇拝すべき存在だ」

「だからそのコメントは、彼を個人的にあざ笑うようなつもりはなかった。ホンダに対するコメントだったんだ。なぜなら彼らの仕事ぶりは、信頼に価すると思うからだ」

 トロロッソ・ホンダとしての初戦となったオーストラリアGPで、ガスリーはMGU-Hのトラブルに見舞われ、リタイアすることとなった。この対策としてホンダは信頼性向上のための改良を施したパーツをバーレーンに投入、これが功を奏した。そして今後数週間のうちに、エンジン性能を向上させることも計画されている。

 昨年までは最高速に苦しんでいたホンダ。中国GPの舞台となる上海国際サーキットは、F1屈指の長いストレートを持つコースである。つまり昨年までならば、ホンダとしては厳しいサーキットだと言うことができただろう。しかし今年は、その問題は改善傾向にある。確かに最高速自体はトップクラスではないものの、コーナー出口からのトラクション性能は秀でており、他車よりも早い段階で加速できているようだ。そういう意味では、ホンダのPUの真価が問われるグランプリだと言うこともできよう。

 ガスリーは中国GPについて「簡単じゃないだろう」とmotorsport.comに対して語った。

「コースのレイアウトは、僕らにとって最適ではない」

 そうガスリーは語る。

「それでも、競争力がある期待することができると思っている。メルボルンではかなり遅く、バーレーンではとても競争力があった。それは期待していた以上の速さだった。だから僕らのクルマのパフォーマンスがどこにあるのかを、正確に把握するのは難しいけどね」

「僕らは中団グループを争うことになるだろう。そして願わくはその一番上に行きたい」

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ F1
ドライバー フェルナンド アロンソ , ピエール ガスリー
チーム マクラーレン , トロロッソ
記事タイプ 速報ニュース