ハース、フェラーリからの”違法な技術支援”疑惑を『事実無根』と一蹴

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ハース、フェラーリからの”違法な技術支援”疑惑を『事実無根』と一蹴
Adam Cooper
執筆: Adam Cooper
2018/03/31 7:17

ハースは、規則で許されている以上の技術的支援をフェラーリから受けているのではないかという指摘を、強く否定している。

Guenther Steiner, Haas F1 Team Principal
Guenther Steiner, Team Principal, Haas F1
Kevin Magnussen, Haas F1 Team VF-18
Brendon Hartley, Scuderia Toro Rosso STR13 and Romain Grosjean, Haas F1 Team VF-18
Romain Grosjean, Haas F1 Team VF-18
Kevin Magnussen, Haas F1 Team VF-18
Kevin Magnussen, Haas F1 Team VF-18
Kevin Magnussen, Haas F1 Team VF-18
Romain Grosjean, Haas F1 Team VF-18
Romain Grosjean, Haas F1 Team VF-18 Ferrari, jumps out of his car and retires from the race
Romain Grosjean, Haas F1 Team VF-18
Romain Grosjean, Haas F1 Team VF-18 after stopping
Romain Grosjean, Haas F1 Team VF-18 Ferrari, leaves the garage

 ハースF1チームは提携を結んでいるフェラーリから、レギュレーションで許されている以上の技術的支援を受けているのではないかと複数のチームが指摘している。しかし、ハースのチーム代表であるギュンター・シュタイナーは、”何の証拠もない”と強く否定している。

 昨シーズンから大きな飛躍を果たし、プレシーズンテストから好調だったハース。開幕戦オーストラリアGPでもその勢いは変わらず、決勝では最終的に2台がピット作業ミスによるリタイアに終わったものの、上位フィニッシュが十分狙えるパフォーマンスを発揮していた。

 この急上昇ぶりを見たライバルチームは、ハースが提携を結んでいるフェラーリとの関係について疑問視しているのだ。

 ハースはフェラーリからパワーユニットやギヤボックス、サスペンションなどの提供を受けている。一方、F1の競技規則では空力パーツなど、チームが独自に開発しなければならないパーツを規定しているが、この独自開発パーツについてもフェラーリから情報提供を受けているのではないかとの疑惑が浮上している。

 しかしシュタイナーによれば、疑惑を騒ぎ立てている人々はその主張を裏付ける証拠を持っておらず、チームがやっていることはすべて、FIAによって明確になっているという。

 マクラーレンとフォースインディアは、昨年からのハースの躍進ぶりに疑惑の目を向けているチームだが、どちらも不正行為の証拠は掴んでいないと認めている。

「誰もが、自分の意見を持つことを許されている」

 そうシュタイナーは語った。

「一部の人々は、事実に基づいていないと思われる意見を持っている。それは、私にとってあまり価値がない意見だ」

「ハースF1チーム全体が、昨年から冬の間に競争力のあるVF-18を生み出したことを誇りに思っている。チームの好調はその功績だ。彼らを誇りに思う。もし人々が疑念を抱いているとしても、問題ない」

「我々は自分たちがやっていることをFIAに報告している。他のみんなと同じように。それが、自分たちが何も間違ったことをしていないと確信している理由だ。我々のビジネスのやり方には、全く問題がない」

「我々は規則に従って、独自に空力パーツを設計している。確かに、我々はフェラーリの機械的なパーツを使用しているが、過去2年もそうだったことはみんなが知っているはずだ」

「我々は公明正大であり、自分たちのポジションに満足している」

 シュタイナーは、2台ともがピットでの作業ミスによりトップ5フィニッシュを逃した開幕戦の悪夢を、来週末の第2戦バーレーンGPで払拭することができると確信している。

「バーレーンで良い結果を出せば、メルボルンを忘れることができるだろう」と彼は話した。

「そうでなければ、我々が素晴らしい結果を出せる時まで、あるいは時間が忘れさせてくれるまでオーストラリアで起きたことをくよくよ考えてしまうだろう」

「私はまだ、楽観的ながらも慎重な姿勢を保っている。決して傲慢にならず、”バーレーンでも同じことができるだろう”と思わないようにする。だが、オーストラリアの再現ができるようにやってみる」

「バルセロナとメルボルンでは、クルマに速さがあった。おそらく(第3戦)中国の後に、我々がどこにいるのか、本当のポジションがわかるだろう」

 ロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセンも、バーレーンで挽回のチャンスがあると考えているようだ。

「良い結果を出せば、オーストラリアを忘れるのに役立つだろう」とグロージャンは語った。

「バーレーンに行って、仕事をしよう。自分たちの仕事に集中する。うまくいけば、また素晴らしい驚きをもたらせると思う」

 マグヌッセンは次のように述べた。

「オーストラリアでの相当がっかりするような結末の後、バーレーンで良い結果を出すことができれば素晴らしいだろう。オーストラリアでポイントを取り逃がしたので、僕たちはポイントを積み重ね始める必要がある。追いつけるはずだ」

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この記事について

シリーズ F1
ドライバー ロマン グロージャン , ケビン マグヌッセン
チーム ハースF1チーム
執筆者 Adam Cooper
記事タイプ 速報ニュース