ハース、今季のマシン開発計画は「昨年よりも長期間行う」方向性に

今シーズン、ハースF1チームは昨年よりも長期間にわたってシーズン中のマシン開発を行うつもりでいるという。

 ハースF1チームは、これまでの弱点である”一貫性の欠如”を克服するためにも、今年は昨年以上の時間をかけてシーズン中のマシン開発を行うつもりでいることを明かした。

 昨年、ハースはシーズン中に2017年型マシン『VF-17』の開発を止め、2018年型マシン『VF-18』の作業に取り掛かり始めた。というのも、2017年用のマシンと2018年用のマシンを同時に開発するための彼らのリソースは、他のチームほど多くなかったからだ。

 チーム代表のギュンター・シュタイナーは、レギュレーションの安定性や昨年以上にマシンのベースが整っていることを理由に、「今年は昨年よりも長い期間マシンの開発を行う計画がある」と話した。

「2019年はレギュレーションが変更されない」

「昨年から今年にかけて、(レギュレーションの)細かい部分が変更された。しかし我々は多少マイナスからのスタートを切っていたので、新しいマシンで大きなチャンスを作る必要があった」

「今年は進化を起こしてみせる。そして我々が今シーズンやり遂げたものを来年のマシンに投入するつもりだ」

「他のチームのように、通常の期間内にこれらのことを行いたい」

 ハースが2016年にF1へ参戦し始めて以来、ひとつの大きな弱点となっているのは、シーズンを通して一貫性を保てなかったことだ。

 今季はこの点を改善したいとシュタイナーは語っており、そのためにもチームが経験を積んでいくことを期待している。

「2016年から2017年の間に我々が望んでいたほど、チームは成熟していなかった」

「浮き沈みもあったが、その理由も本当にわからなかった」

「我々は正しい方向に進んでいるが、(弱点を)克服するための時間がもう少し必要だ」

「しかしそうは言ったものの、今年はこれまでよりもうまくやれると大いに自信を持っている」

 2017年よりハースの一員となったケビン・マグヌッセンは、「僕たちが改善しなければならないことのひとつは、もっと手早く、そしてより早い時期にアップグレードを投入することだ」と述べた。またチームメイトのロマン・グロージャンは、”開発競争に勝つこと”をチームに求めている。

 マグヌッセンとグロージャンは、開幕戦オーストラリアGPでは一時4番手と5番手を走行していたが、ピットストップでのミスにより両者共にリタイアとなった。だがグロージャンは、”あてにならない期待”をしていたのではないと考えている。

「僕たちはこれまでメルボルンで競争力を発揮してきた」と彼は述べた。

「だけど今年は土台があることもわかっているし、僕たちの考え方としては、この場に留まりたいんだ」

「シーズンの最初にこのような状況になってしまったが、そのおかげで希望を持てるようになった。開発を進め、今の立ち位置に留まり続けるためにも、僕たちは挑戦していく。コンストラクターズランキング4位を獲得することは重要なことだ」

「たとえランキング5位で終えたとしても、F1に参戦して3年目のチームにとってはとても素晴らしいことだ」

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シリーズ F1
記事タイプ 速報ニュース