マクラーレン”予想より厳しいシーズンスタート”になっていると認める

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マクラーレン”予想より厳しいシーズンスタート”になっていると認める
執筆: Edd Straw
協力: Scott Mitchell
2018/04/11 6:39

現在コンストラクターズランキング3位につけるマクラーレン。しかし予想よりも厳しいシーズンスタートとなっているという。

Fernando Alonso, McLaren MCL33 Renault
Fernando Alonso, McLaren MCL33 Renault
Stoffel Vandoorne, McLaren MCL33 Renault
Fernando Alonso, McLaren MCL33 Renault
Fernando Alonso, McLaren MCL33 Renault, Esteban Ocon, Force India VJM11 Mercedes, and Brendon Hartley, Toro Rosso STR13 Honda
Fernando Alonso, McLaren MCL33
Fernando Alonso, McLaren MCL33 pit stop
Stoffel Vandoorne, McLaren MCL33 on the grid
Kevin Magnussen, Haas F1 Team VF-18 Ferrari, Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W09, Nico Hulkenberg, Renault Sport F1 Team R.S. 18, Fernando Alonso, McLaren MCL33 Renault, and Esteban Ocon, Force India VJM11 Mercedes
Fernando Alonso, McLaren
Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W09, battles with Esteban Ocon, Force India VJM11 Mercedes, Nico Hulkenberg, Renault Sport F1 Team R.S. 18, and Fernando Alonso, McLaren MCL33 Renault
Fernando Alonso, McLaren and Stoffel Vandoorne, McLaren on the grid

 先日行われたバーレーンGP決勝。マクラーレンはフェルナンド・アロンソが7位、ストフェル・バンドーンが8位に入り、ダブル入賞を果たした。マクラーレンは開幕戦でもダブル入賞を果たしており、これで2戦連続。合計獲得ポイントを22とし、現在コンストラクターズランキング3位につけている。

 昨年まではホンダのパワーユニットを使っていたマクラーレン。しかしその信頼性とパフォーマンスに満足することができず、契約を早期に打ち切り、今季からルノー製のパワーユニットに換装した。しかしシーズン前テストではトラブルが頻発、走行を中断させられることが度々あった。

 そして迎えた開幕戦、マクラーレンは前述の通りダブル入賞を果たしたものの、中団の接近戦の中に巻き込まれることとなった。第2戦バーレーンGPでは、予選Q3に進出することができなかった。

 この状況についてレーシングディレクターのエリック・ブーリエは、「驚いた」とし、予想より厳しいシーズンスタートになっているとmotorsport.comに対して語った。

「我々は良いレースペースを持っている。それは、ポジションを回復するのに役立っている。しかし、レース展開からの恩恵も受けている」

 そうブーリエは語った。

「我々は獲るべきポイントをしっかりと確保した。そして、オフシーズン悩まされた信頼性の問題を解決するために、良い仕事をした。ファクトリーのスタッフは、本当に良い仕事をしてくれたのだ」

「今の我々は、土曜日と日曜日に全てをかける必要がある」

 マクラーレンがこれまでポイントを獲得できたのは、レッドブルやハースがリタイアしたからだという側面が大きい。ブーリエも現在ラインキング3位につけていることを、”面白い状況だ”と認めた。その一方で、2戦連続でのダブル入賞となったバーレーンGPの結果にも「まだ満足できない」と語る。バーレーンGPは、マクラーレンの筆頭株主のホームレースでもあったのだ。

「我々は今週末、セットアップの面で誤って計算してしまった」

 そうブーリエは語った。

「ミスを犯してしまった。こういう事を繰り返すのは、望ましくない」

「自分たちがいるべきだと信じるポジションに立たなければならない。そのためには、こういう間違いを多く犯す事は許されないのだ」

 アロンソはオーストラリアGP終了後、中団争いから脱却し、レッドブルと戦えると発言していた。しかしバーレーンGP終了後はそれがトーンダウン。MCL33が決定的に進歩するまで、レッドブルと戦うことはできないと語った。

「コースで走らせているクルマと、ファクトリーで開発しているクルマは、異なっている」

 そうアロンソは語る。

「(ファクトリーで開発しているクルマは)全ての弱点を克服している。だから、できるだけ早くそのクルマを実戦投入する必要があるんだ」

 ブーリエはマクラーレンのテクニカルチームを100%信頼していると主張。バーレーンで起きた問題は、タイヤの活用法とダウンフォースが大きすぎたことだと説明する。また、シーズン開幕前のテストで信頼性の問題に見舞われたことで、アップデートの計画に遅れが生じていると認める。

「それが、多くのアップグレードが持ち込まれている理由だし、フェルナンドがこの面でポジティブに感じている理由だ。今後数レースのうちにそれがもたらされる」

 そうブーリエは語る。

「うまくいけば、中団グループを抜けるのに十分だろう」

 昨年までマクラーレンにパワーユニットを供給していたホンダは、今季からトロロッソと組み、その2戦目となるバーレーンGPで4位となった。この成績は、ホンダがF1に復帰した2015年以降、最高の順位である。

「我々は常に、ホンダの幸運を願っていると言ってきた。そして彼らはバーレーンで、素晴らしいクルマを持っていた」

 そうブーリエは語る。

「彼らはミスを犯さなかった。そして4位になった。素晴らしいことだ。よくやったよ」

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この記事について

シリーズ F1
チーム マクラーレン
執筆者 Edd Straw
記事タイプ 速報ニュース