マクラーレン、テストでのトラブル頻発により、マシン開発に遅れ!?

開幕戦で速さを見せ、ダブル入賞を果たしたマクラーレン。しかしテストでトラブルが相次いだため、その開発は遅れているという。

 マクラーレンは、オフシーズンテストでトラブルが相次いだことにより、アップデートの投入が遅れていることを認めた。

 マクラーレンはオーストラリアGPに、当初予定していたアップグレードパッケージの一部を投入することができた。これには、新しいブレーキダクトや、改良版のフロアなどが含まれている。しかし、バージボードの改良は間に合わず、投入は第2戦バーレーンGPに持ち越されることとなった。

 バーレーンに投入される予定の新パーツが期待通りに機能すれば、1周あたりコンマ数秒のパフォーマンス向上を果たすことができると、マクラーレンは考えているという。

「我々は明らかに、バルセロナのテストに向けては準備が整っていなかった。しかし、開幕戦には信頼性の問題を修正することができ、嬉しく思っている」

 マクラーレンのレーシングディレクターであるエリック・ブーリエはそうmotorsport.comに対して語った。

「我々はレース前の数週間、信頼性の問題を解決することにエネルギーを傾けた。そのため、アップグレードの投入を急ぐことはできなかった」

「だから、バーレーンには別のアップグレードを投入することになるだろう。それは、オーストラリアで投入するはずだったモノだ」

 テストで遅れを取ったマクラーレン。予定を元に戻すのにはいつまでかかるのかと尋ねられたブーリエは、第5戦スペインGP頃になると語った。

「正確なことは分からないが、通常ならヨーロッパの最初のレースだと言うだろう」

 そうブーリエは語った。

「そこで、我々は本来いるべきだったポジションに追いつくことができるだろう」

 開幕戦でのマクラーレンは、フェルナンド・アロンソが5位でフィニッシュ、チームメイトのストフェル・バンドーンも9位に入り、ダブル入賞を果たしたが、まだマシンのバランスを調整する作業が残っているという。とはいえブーリエは、投入されたアップデートが期待通りに機能したことで、今シーズン残りの開発方針について、自信を深めることができたと語る。

「明らかに、我々はそういったことに取り組まねばならない。だから今後数戦の間に、望んでいる幾つかの修正が加えられるだろう」

 そうブーリエは語った。

「しかし、我々はシミュレータとコース上のパフォーマンスの相関関係に満足している。昨年のマクラーレンが持っていた強みのひとつを失っていないのだ」

「それこそが、フェルナンドが満足していた理由のひとつだと思う。なぜなら、すでに有効となっているモノを我々はたくさん持っているからだ」

「できるだけ早くそれを投入できるよう、現在懸命に仕事をしている」

 開幕戦では信頼性の問題が発生しなかったマクラーレン。しかしながら、金曜日のプログラムには若干の遅れが生じた。結局、アロンソはフリー走行1回目の最初の1時間で、わずか6周しか走ることができなかったのだ。

 当初このトラブルは排気ガスの問題であるとされたものの、実際にはダクトに使われていた素材が原因だったという。

「実際には何も問題はなかった」

 この件について尋ねられたブーリエは、そう答えた。

「それは新しいエアダクトの問題だった。我々は素材を変更した。しかしその素材には、可燃性の組織が含まれていたのだ」

「マシンをガレージに戻す度に、少し炎が上がった。そして全てが燃えてしまうまで、どこから発火しているのか分からなかったんだ」

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この記事について
シリーズ F1
チーム マクラーレン
記事タイプ 速報ニュース