アロンソと組み、多くを学ぶバンドーン「いつか倒すべき相手だ」

バンドーンはアロンソと組むことによる恩恵が大きいと考え、チャンピオンになるためには”いつか”倒さなければいけない相手だと語る。

 今季ここまでの成績ではチームメイトのフェルナンド・アロンソに差をつけられているストフェル・バンドーン。しかしバンドーンは、アロンソと同等のパフォーマンスを出すことを目指すと考えている。

 昨年F1フル参戦デビューを果たしたバンドーン。しかしそのデビューイヤーは、マクラーレンの厳しい1年と重なったため、バンドーン自身も苦しんだ。特にチームメイトのアロンソには差をつけられる形となった。

 しかし今年のバンドーンは実力を発揮。アロンソに近いパフォーマンスを示している。

 バンドーンはここまでの3戦すべてで、アロンソのひとつ後ろのスターティンググリッドからスタート。平均の予選タイムも0.25秒落ちとなっている。また第2戦バーレーンGPの決勝では、スタート直後に最後尾付近まで落ちたものの、最終的には8位フィニッシュするというレース巧者ぶりも見せた。

「彼は厳しい瞬間に直面しても、それを克服する方法、そして週末を組み立てていく方法を理解している」

 バンドーンは、昨年のアロンソとの経験について語った。

「それは彼の強みのひとつだ。コンディションや状況がどうだったとしても、彼は常に99%(の力)を発揮することができる。それは僕が学んでいく上で、非常に良いことだ」

「僕はより強くなったし、コンディションが厳しくとも、そして状況がトリッキーな時でも、今まで以上に自分自身を発揮することができると感じている」

 今季成績を残しているとはいえ、マクラーレンは予選ペースでは今年も厳しい状況である。しかしそんな中でもアロンソは決勝では巻き返し、ここまで3戦連続入賞。22ポイントを獲得し、ドライバーズランキング6位につけている。

 一方でバンドーンは、開幕2戦は入賞を果たしたものの、第3戦中国GPでは苦戦。13位でノーポイントに終わった。そのバンドーンは、アロンソという”手強い”ライバルがチーム内にいるという状況をポジティブに捉えていると語る。

「僕には素晴らしいベンチマークがいる。最後の1/100秒を争っている時にどこにいるか、僕は正確に知ることができる。僕らはパッケージから、100%を引き出すことができているんだ」

「いつかワールドチャンピオンになりたいなら、ワールドチャンピオンを倒さなければいけない。そういう相手がいるのは良いことだ」

 チームのパフォーマンスが上がった今季、バンドーンはこれまでとは「全くことなる視点と期待」を持つことが必要だと語る。

「それは間違いなく、精神的な変化だった」

 そうバンドーンは語った。

「去年、僕らはポイントを獲得するのが非常に難しいと分かっていた。だから今年は、アプローチが非常に異なる」

「(去年は)最初は少し難しかったかもしれないが、シーズンを通じて物事をどう扱っていくかを学んだ。そしてシーズン中盤から終盤にかけてはとても良かった」

「自分自身で新たな目標を設定し、最終的には抱えていた様々な苦労や問題を克服することができた。だからその経験はとても有意義だった」

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー フェルナンド アロンソ , ストフェル バンドーン
チーム マクラーレン
記事タイプ 速報ニュース