グロージャン、”ドライバーを尊重する”チームオーナーへの信頼を語る

グロージャンは、チームが厳しい時期を過ごしている間、チームオーナーのジーン・ハース氏の存在が極めて重要だったと語った。

 ハースF1のチーム創設時より所属し続けているロマン・グロージャンは、チームオーナーのジーン・ハース氏がスタッフ全員の努力をきちんと理解しており、ベストを尽くせるよう後押ししてくれると述べた。

 2016年からF1への参戦を始めたハースは、その初戦となった同年開幕戦でグロージャンが6位に入賞、いきなりの活躍を見せた。しかしながら、その後の2年間は浮き沈みのあるシーズンを過ごした。

 グロージャンは、チームオーナーのハース氏が彼自身やチームメイトのケビン・マグヌッセン、他のスタッフに向けられた批判を逸らすことによって、チームの厳しい時間をやり過ごしたことについて、信頼に値すると語った。

「何年にもわたって、自分の自信を失わないようにしなければならない」

「2013年は(ロータスで)表彰台を獲得できる非常に素晴らしいマシンに乗ることができて運が良かった。同時に、僕は最悪のマシンがどういうものなのかというのも知っている」

「自分自身や、ハースのように自分を助けてくれるチームのことをを信じなければいけない。ジーンは『我々のドライバーは、我々のマシン以上に素晴らしい』と言っていたけど、これこそチームのボスが発言できる最高の言葉だ」

「ドライバーを大いに尊重してくれて、常に自信を引き上げてくれる」

 またグロージャンは、ハース氏がチームに明確なモチベーションを与えていると考えている。

「ジーンは全員の努力をきちんと理解している」

「レースというものは複雑であると、彼はNASCARで学んでいる。彼は非常に賢明な人物なので、多くのものを捉えることができる」

「彼は、『私はF1に多くの資金を投入しているので、自分の名前が上位にあるのを見たい』と言ってプレッシャーをかけるのではなく、可能な限りのサポートを行うためにここにいる」

「(ハース氏は)とても前向きに物事を考えているし、全員がベストを尽くせるように後押ししている」

ハースの信頼がグロージャンを惹き立てる?

 これまで、グロージャンは他のドライバーよりも多く精神的な戦いをしなければならなかったようにも見える。しかし適切な指導を受けることができれば、彼は最善を尽くすことができていた。その例が、2013年に当時ロータスでエリック・ブーリエ代表の下、厳しいシーズン前半を過ごしていたが、後半には潜在的な強さを見せたことである。

 もしグロージャンがチームからのサポートやマシン、特にこれまで何度も悩まされてきたブレーキに快適さを感じることができれば、彼はもう一度ベストな状態で戦うことができるはずだ。しかし彼がサポートやマシンに満足できなければ、過去2シーズンのようにフラストレーションを抱え続けることになってしまうだろう。

 グロージャンは精神的にも、まるで綱渡りをするかのように危うい道を歩いているようで、オーストラリアでもそのように見えた。もしハースが彼を”ロープの上で”保つことができれば、信頼できるドライバーとなったグロージャンを見ることができるはずだ。

additional reporting by Edd Straw

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー ロマン グロージャン
チーム ハースF1チーム
記事タイプ 速報ニュース