ルクレール、”プッシュし過ぎた”予選を反省「僕は落ち着かなければ…」
ルーキーのルクレールは、予選ではプッシュしすぎてしまったと認め、冷静なドライブが必要だと語った。











ザウバーのシャルル・ルクレールは、バーレーンGPの予選Q1でプッシュしすぎてしまい、タイヤがオーバーヒートしてスピンに繋がったと話した。
ルクレールは、金曜日のフリー走行と予選Q1ではチームメイトのマーカス・エリクソンを上回る速さを見せていた。しかしそのQ1は、最終コーナーでのスピンによってセッションを終えることになってしまった。
彼は、2度目のアタックでトラフィックに引っかかったことや、その後で判断ミスをしたせいで、エリクソンから約0.3秒落ちの19番手に終わったと話した。
「最初からものすごくプッシュしていたんだ」とルクレールはmotorsport.comに話した。
「コーナーを通過した後、リヤがダメになり始めているのを感じていた。最終的にはかなりオーバーヒートしてしまって、スピンに繋がった」
「ラップ全体を積み重ねた結果だ。あのタイヤではもう走ることができなかった」
「マシンの限界を感じ取る必要がある。僕はいつも少しやりすぎてしまうんだ」
「プッシュしすぎてしまうことは良いことではないし、それが僕の問題でもある」
「僕は少し落ち着かないといけない」
ルクレールは金曜日のFP1を12番手、FP2を16番手で終えた。しかし土曜日になると、ザウバーはその競争力を失ってしまった。
一方エリクソンはQ2進出を果たすかと思われたが、Q1での赤旗中断後にアタックでタイムを伸ばすことができず、17番手に終わった。
「非常に良くラップをまとめることができたと思っていた。だけどいくつかの理由で、僕もシャルルも他のドライバーのようにグリップを得ることができなかった」
「路面状況の変化も大きかった。今は2台のマシンの傾向を分析している」
「おそらくタイヤの調整などに問題があったのだと思う」
開幕戦オーストラリアGPでは、ザウバーはウイリアムズやトロロッソと順位を争っており、エリクソンは早々にリタイアとなってしまったものの、大いに楽しむことができたと考えている。
「僕たちには、周囲を走る人たちとポジションを争える(オーストラリアの時と)同じチャンスがある」
「ロングランのペースには期待できるし、レースではもっと良くなるようなセットアップの改善も行った」
最後にルクレールは、金曜日の走行をポジティブな方向性で終えることができたものの、ライバルチームが予選で見せたパフォーマンスには注意しなければならないと述べた。
「そのことも考慮に入れる必要がある。というのも、僕たちはQ2には程遠かったからだ」
「すべてをしっかりとまとめることができたとしても、Q2には進出できなかっただろう」
「だけどレースペースが金曜日のパフォーマンスに近ければ、僕たちは良いレースができるはずだ」
この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | バーレーンGP |
サブイベント | Saturday qualifying |
ロケーション | バーレーン・インターナショナル・サーキット |
ドライバー | シャルル ルクレール |
チーム | ザウバー |
執筆者 | Scott Mitchell |