F1が2020年の最新カレンダーを発表。初開催ムジェロとソチが追加
F1は2020年シーズンの最新カレンダーを発表。イタリア・ムジェロでのレースとロシア・ソチでのレースが9月に追加された。

F1は7月10日(金)、2020年シーズンの最新カレンダーを発表した。既に発表されている8戦に加え、イタリアのムジェロ・サーキットとロシアのソチ・オートドロームでのレースが追加され、現時点で第10戦までの日程が確定した。
新型コロナウイルスのパンデミックの影響で、当初予定されていた3月から開幕時期が大幅にずれ込んでいた2020年シーズンのF1。6月にようやく改訂版カレンダーが発表され、7月のオーストリアから始まる欧州での序盤8戦の日程が明らかとなっていた。
そして今回、新たに2レースが加わった最新カレンダーが発表された。まずひとつ目が、9月11日(金)〜13日(日)に行なわれるムジェロでのレースだ。MotoGPイタリアGPの開催地であり、フェラーリF1チームが過去にテストを実施していたこともあるムジェロだが、F1レースが開催されるのは初めて。同じくイタリアのモンツァ・サーキットで行なわれる第8戦イタリアGPの1週間後に開催されることとなった。レース名称は『トスカーナ・フェラーリ1000・2020ムジェロGP』となるようだ。
もうひとつは、ソチ・オートドロームで行なわれるロシアGP。こちらは新型コロナウイルスが流行する前のオリジナルカレンダーと全く同じ日程にスケジュールされ、9月25日(金)〜27日(日)にかけて実施される。
なお、これで10レースの日程が明らかとなった2020年シーズンのF1だが、F1側は最終的に15〜18レースを開催しようとしており、今後数週間の間にさらに多くのレースの開催発表が行なわれる模様だ。
F1の会長兼CEOであるチェイス・キャリーはプレスリリースに次のようにコメントした。
「ムジェロとソチが2020年のカレンダーに加わることを発表でき、嬉しく思うと共に、ここ数週間サポートをしてくれた全てのパートナーに感謝したい。先週末のオーストリアGPでは素晴らしいシーズンのスタートを切ることができ、2020年の残り期間のレース開催プランに自信を深めている」
「ロシアGPは我々のシーズンにおける重要な瞬間であり、9月に再びソチに戻って来られることを楽しみにしている。また、フェラーリのF1での1000グランプリを記念して、ムジェロで初めてのF1レースが行なわれることにも興奮している。そしてカレンダーにおける次のレースの発表は、今後数週間のうちに予定されている」
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