レッドブル、レース前に”同士討ち”が起きる可能性を議論していた

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レッドブル、レース前に”同士討ち”が起きる可能性を議論していた
執筆:
2018/04/30 22:42

レッドブルのホーナー代表は、アゼルバイジャンGPの朝の時点で、チームメイト同士のクラッシュが起きる可能性を議論していたと語った。

Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB14
Max Verstappen, Red Bull Racing RB14 and Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB14 battle
Max Verstappen, Red Bull Racing RB14 and Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB14 crash
Max Verstappen, Red Bull Racing RB14 and Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB14 crash
Max Verstappen, Red Bull Racing RB14 and Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB14 crash
The crashed car of Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB14
Race retiree Daniel Ricciardo, Red Bull Racing
Race retiree Daniel Ricciardo, Red Bull Racing
Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB14 Tag Heuer, Max Verstappen, Red Bull Racing RB14 Tag Heuer, Charles Leclerc, Sauber C37 Ferrari, and Lance Stroll, Williams FW41 Mercedes
The carshed car of Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB14 is recovered
Race retiree Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB14
The crashed car of Max Verstappen, Red Bull Racing RB14
Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB14 Tag Heuer, Max Verstappen, Red Bull Racing RB14 Tag Heuer after crashing
Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB14 Tag Heuer, battles with Max Verstappen, Red Bull Racing RB14 Tag Heuer

 先日行われたF1アゼルバイジャンGP。レッドブルのダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンは、レース序盤からホイール・トゥ・ホイールの激戦を繰り広げた。しかしその結末は最悪のモノだった。40周目、リカルドがフェルスタッペンのリヤに追突する形となり、いずれのマシンも大破。1コーナーのランオフエリアにマシンを止めることになった。

 チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、今回の事故の責任がふたりのドライバーに等しくあると主張。限界を知る必要があると強調した。

 ホーナー曰く、今回の結末は、レース前に議論されていたという。そして、次戦スペインGPの前にも、再び議論の的になるだろうと語った。

「我々は長年にわたって、多くの場面でこのことについて議論してきた」

 そうホーナーが語った。

「今回我々は、レース前にこのことについて話し合った。去年、フォースインディアが起こしたような事故(昨年のアゼルバイジャンGPでは、フォースインディア勢が同士討ちを引き起こし、その後のレースでも同様の同士討ちが相次いだ)を避けたかったのだ。そして、彼らが自由に戦うことを許したが、お互いにスペースを残すように指示した」

「残念ながら事故を避けることができなかった。我々のドライバーは、限界で激しいレースを続けている。しかし残念ながら、事件が起きてしまった」

「スペインGPの前に、再び話をするつもりだ。しかし、ドライバーたちが戦い続けられるようにしたいと考えている。今回の事故は、レーシング・アクシデントだった。彼らはどちらもミスを犯した。どちらか一方が責任を負うことはない」

 メルセデスのノン・エクゼクティブ・チェアマンであるニキ・ラウダは、今回のような事件がメルセデスで起きた際には、ダメージについての代償をドライバーたちが支払うことになると語った。しかしホーナーは、この提案について否定した。

「ニキはおそらく、他の人たちよりも財政的な面を重要視している」

 そうホーナーは語った。

「最も重要なことは、彼らは今回起きたことが受け入れられないことを認識しているということだ」

「F1はチームスポーツだ。そしてドライバーたちはチームの一員であり、すべてを背負ってマシンに乗っている。彼らは、800人ものスタッフを代表してレースしているんだ」

「ふたりとも、今日の出来事から、非常に貴重な教訓を得たと思う」

 またホーナーは、チームはフェルスタッペンやリカルドに、道を譲るように指示することは考えていなかったという。

「チームとして最善を尽くそうとしている。どちらか一方を不利にしたくない。だから、彼らに最適な戦略を与えようとした」

「理想的には、レース終盤にセーフティカーが出動することを望んでいた。そしてウルトラソフトを履いてそこまで走ることができるよう、十分にマネジメントしていた。しかし、我々がセーフティカーを出す原因になるとは考えていなかった」

 ホーナーはまた、1回目のピットストップでフェルスタッペンが前に出ることは考えていなかったという。レース序盤に激しいバトルを繰り広げたふたりだったが、リカルドはコース上でフェルスタッペンを抜き、実は勝負がついていた。そのためリカルドが先にピットインし、フェルスタッペンの前を走り続ける予定だったが、このタイミングでフェルスタッペンが再び前に出ることになってしまった。つまり、よりタイヤが温まっているリカルドが後ろを走ったことが、クラッシュの一因になったと考えているようだ。

「先行しているマシンに有利なピットストップを行わせようとした。だからダニエルを最初に止め、ウルトラソフトタイヤを履いて、コース上の位置を確保させようとした。理論的には、新しいウルトラソフトタイヤは、ウォームアップが必要だった」

 そうホーナーは付け加えた。

「マックスは、セクター1で周回遅れのマシンがいたことでDRSを使うことができ、その恩恵を受けたと思う。その後、彼は第2セクターでも自己ベストを出し、最終セクターも強力だった。ピットストップは、0.1秒ほどの差しかなかった」

「ダニエルのアウトラップは、マックスのインラップと同じだけの速さではなかった。その結果、彼らのポジションは入れ替わることになった」

「しかし、ダニエルのタイヤは、マックスよりも早く作動温度に達していた。そして彼は明らかに、それを活かそうとしていた」

「事故が起きるまで、我々は彼らふたりの間で、たくさんの良いレースを見ることができた」

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