バリチェロ、良性腫瘍の除去手術を受ける「僕は幸運だった」
元F1ドライバーのルーベンス・バリチェロは、首にできた良性腫瘍を除去するための手術を受けたことを明かした。








元F1ドライバーのルーベンス・バリチェロは、2月に重い頭痛に悩まされ、病院に入院することとなった。彼は数日後には退院したものの、後に良性腫瘍を除去する手術も受けたという。
ブラジルのテレビ番組に出演したバリチェロは、首の左側にある手術痕を見せ、次のように語った。
「何が起きているのか、僕は健康状態をより細かく調べるために検査を受けた。すると、僕の首に小さな腫瘍が見つかったんだ。そしてインテルラゴスでのレースに出場した後、それを取り除く手術をした」
「僕はそれを取り除いてもらった。なぜならそれは、良性であったとしても成長する可能性があったからだ。僕はそういう不快な状態を、クルマの中に持ち込みたくなかった」
バリチェロはまた、頭痛を感じた後早期に診察を受けたため、長期的な悪影響を受けることを避けられたのは非常に幸運だったと、医師から説明を受けたと語った。
「私の友人でもある医師は、(悪影響がなかったのは)幸運だったと言った」
そうバリチェロは説明した。
「静脈はすぐに開かれ、2時間後には自分の血が通うようになった」
「僕が病院に到着した時、彼らは静脈が詰まっているのを見つけた。退院する時彼らは、僕が遭遇した状況から助かる人は、14%しかいないと言ったんだ」
「多くの人が後遺症に苦しんだり、亡くなったりする」
また最初に病院にかかった時の状況を、バリチェロは改めて説明した。
「僕は家にいて、シャワーを浴びていたんだ。すると突然、頭に痛みを感じた」
「10段階あったとすれば、それは8段階か9段階目の痛みだったと言いたい。とても強い痛みだったんだ。僕は床に横たわった。誰も起こしたくなかったけど、ひどく痛かったんだ」
「それで僕は自分の寝室に戻り、妻のシルヴァーナを起こした。僕は気分が悪くなり始め、そして病院に行くべき状況であると気づいたんだ」
Interview translation by Julia Piquet
この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | Rubens Barrichello |
執筆者 | Jonathan Noble |