FIA「カナダGPのコースからウッドチャックを完全排除するのは不可能」

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FIA「カナダGPのコースからウッドチャックを完全排除するのは不可能」
Adam Cooper
執筆: Adam Cooper
2018/06/13 0:35

FIAのレースディレクターであるチャーリー・ホワイティングは、ウッドチャックの侵入を完全に排除するのは不可能だったと語った。

The Haas F1 Team VF-18 of Romain Grosjean after hitting a groundhog during FP2
Romain Grosjean, Haas F1 Team VF-18
Romain Grosjean, Haas F1 Team VF-18
Romain Grosjean, Haas F1 Team VF-18
Romain Grosjean, Haas F1 Team VF-18
Romain Grosjean, Haas F1 Team

 FIAのレースディレクターであるチャーリー・ホワイティングは、カナダGPで動物がコース上に侵入するのを完全に防ぐことはできないと語る。

 ジル・ビルヌーブ・サーキットでのカナダGPは、1978年の初開催以降毎年のように、コース上にウッドチャックなどの小動物が侵入する事例が起きている。そして、何度か実際にマシンとの接触事故を起こしている。

 今年のカナダGPでも、ハースのロマン・グロージャンが金曜日のフリー走行でウッドチャックと接触。ノーズを損傷するダメージを負った。そのセッション直前にはウッドチャックがコース脇にいるのが国際映像に捉えられていた。にもかかわらず、ウッドチャックをその場所から排除しなかったことに対して、グロージャンは不満を募らせている。

「ターン13に動物がいるのが、セッション開始前にテレビで映っていたから、少し残念だ」

 そうグロージャンは語った。

「それは僕が動物に当たった場所だ。僕は彼ら(コースマーシャル)がそれを動かさなかったことに驚いている」

「もちろん、その動物に対しては気の毒に思っている。そして、フロントウイングにとっても残念だ。僕らのスペアパーツには限界があり、このような形でフロントウイングを失うのは残念だった」

 この問題は、金曜日の午後に行われたドライバーとFIAのミーティングの際にも取り上げられた。この件について問われたホワイティングは、motorsport.comに対して次のように説明した。

「私はドライバーズ・ブリーフィングの際に、その理由を説明した」

 そうホワイティングは語る。

「もちろん、我々はウッドチャックを見た。そして、それを捕まえることができるかどうかを尋ねた。そして、ウッドチャックのことを我々よりもよく知っている人たちから、それを試みるのは賢明ではないと言われた」

「だから我々は、ウッドチャックをそこに残すことを決断した。そして、彼がコースに飛び込まないことを願った。しかし、残念ながらウッドチャックは走ってしまった」

「彼らはこの島の先住民であるし、彼らは保護されている。そして彼らは、行けないところに行けるように、最善を尽くす」

「我々はすべての穴を埋めるように、全力を尽くしている。しかし彼らは新しい穴を掘ってしまう。そしてご存知のように、コース上に頻繁に出てくる。それは素晴らしいことではない。しかし、それを根絶するために我々ができることはほとんどない」

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