アロンソF1参戦300戦「これまでしてきたことに、満足している」

F1で300レースを戦ったアロンソは、マクラーレン・ホンダでの3年は期待以下だったとしつつも、これまでのキャリアに満足していると語る。

 先日行われたカナダGPで、F1での300戦目を迎えたフェルナンド・アロンソ。2005年と2006年には2年連続でワールドチャンピオンに輝いたアロンソだが、近年は成功からは見放されている。2015年にマクラーレンに復帰した後は表彰台を逃すレースが続いており、特に苦しんでいる。

 カナダGPの際に、他のドライバーたちよりも勝利数やチャンピオン獲得数が少ないことについてどう感じているかと尋ねられたアロンソは、「ある意味では、それはいいことだ」と語った。

「もし僕が自宅にたくさんのトロフィーを持っているのに、人々が僕のことをそれに値しないと考えているなら、僕は満足できないだろう。今よりも難しい状況だと思う」

「僕は明らかに、いくつかのチャンスを逃してしまった。特に昨年までの3年間、マクラーレン・ホンダでは、僕らが望んでいたような結果をもたらすことができなかった」

「今の僕らは、勝利を争えるポジションに戻るための、正しい方向に進んでいる。F1での僕のキャリアが終わる時、僕らが達成したこと、そして達成すべきだったことが分かるだろう」

「でも、僕は満足している。そしてこれまで僕がしてきたすべてのことは、とても恵まれていたと感じている。ここには、才能があるのに、表彰台に立ったことのないドライバーもいる」

「チームメイト(ストフェル・バンドーン)も、ニコ(ヒュルケンベルグ)も、カルロス(サインツJr.)も、有能なドライバーだ」

「さっきも言った通り、僕らはいくつかのチャンスを逃した。でもやってきたことについては満足している」

 自身のキャリアにおけるハイライトは、2005年の2006年にチャンピオンを獲った時のことだと、アロンソは語る。

「多くのことを経験してきたから、そういう瞬間を選ぶのは実に難しい」

 そうアロンソは語った。

「300戦の中では、間違いなくこのふたつの選手権(2005年と2006年)がハイライトになるだろう。そして2012年のバレンシアや、僕の最初の勝利であるハンガリー(2003年)も」

「しかしコース上でのことよりも、コース外での経験の方が多い。そして多くのメカニックやメディア、チームメイト、そしてファンとこれまで接してきた。これから先も、多くのことが経験できることを願っている」

 アロンソはマクラーレンで過ごした厳しい数年を”旅の一部”だと表現。マクラーレンとホンダの2度目のパートナーシップで、どん底から引き上げなければならないと感じていたと言う。

「結果については、確かに僕らが望んでいたものではない」

 そうマクラーレン・ホンダの3年間について語った。

「チームスピリッツや学習という面では、その苦労は個性の一部であり、このスポーツにおけるプロセスの一部だ。そして、この瞬間を生きる必要があるし、2015年以降ほぼゼロの状態から、マクラーレンのような組織を再構築しなければいけなかった」

「今や向っている方向は間違いなく正しい。そしてトップチームに日に日に近づいてきている。しかし、まだ道のりは残っている」

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー フェルナンド アロンソ
チーム マクラーレン
記事タイプ 速報ニュース