ガスリー、ホンダの進歩確信「ハースやフォースインディアを抜いた!」

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トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、今回投入されたホンダのアップデート版PUの進歩を確信している。

 トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、カナダGPを11位で終えた。

 トロロッソのマシンには、今回のグランプリからホンダの新しいパワーユニット(PU)が投入された。しかし、ガスリーのパワーユニットにはトラブルが発生し、予選を前に旧型のPUに載せ替え、さらに決勝に向けては、再び新型のPUを搭載し直した。このためガスリーにはグリッド降格ペナルティが科せられ、19番グリッドからのスタートだったにもかかわらず、前述の通り11位まで追い上げたのだった。

 新型のPUについてガスリーは、レース後に次のように語った。

「僕はハースをオーバーテイクした。フォースインディアも抜いた。どちらも、今年初めてのことだ。僕にとっては良いことだった」

 そうガスリーは語った。

「ホンダはパフォーマンスの面で非常に良いステップを踏んだと思う。しかもレース中問題がなかったから、僕は満足している。全体的にはポジティブだと思うし、正しい選択だった。他のドライバーだったら、16番手からでも戻ってくることはできなかっただろう」

 土曜日のトラブルがなければ、トップ10は間違いなかったはずだと、ガスリーは考えている。

「(グリッド降格がなければ)間違いなくトップ10だったと思う。どこにいたか、正確に知るのは難しい。(エステバン)オコン(フォースインディア)はシャルル(ルクレール/ザウバー)の10秒前を走っていたけど、おそらく彼と戦っていたはずだ。少なくとも1ポイント、あるいは2ポイント獲得できたかもしれない」

「後方からスタートしたことで、僕はかなりのタイムを失った。しかし、今週末からはポジティブなモノが多く得られた」

 ガスリーは結局、最後までルクレールを捉えることができず、ポイント獲得を逃すことになった。これについてガスリーは、次のように説明する。

「僕は多くの周回、彼の後ろで過ごした。プッシュして彼に近付こうとしたが、スティントの初めにタイヤにダメージを負ってしまった。その上、ブルーフラッグによってもかなりのタイムを失った。ブルーフラッグはいつも難しい。それが提示されたら、すぐに進路を譲ってタイムをロスするか、ペナルティを受ける覚悟で抜かれやすい場所までポジションをキープしなければいけない」

「シャルルは、抜かれるために少し時間をかけていたのが分かった。よりロスタイムが少ない場所で抜かれるためにね。僕は彼より多くのタイムを失ってしまった。少なくとも2〜3秒はブルーフラッグのために失ったはずだ」

「ザウバーはストレートがとても速い。フェラーリのPUを使っているからね。彼をオーバーテイクするのは簡単じゃなかった」

 とはいえ、PUの進歩にガスリーは喜んでいる。

「間違いなくPUは良い感じだと思う。モナコやバルセロナと比較して、シャシーの面では素晴らしいと言えるようなモノではなかった。少し良いくらいだと思う。それほど遠くはないと思うけど、このマシンはまだこのコースに最適ではなかった」

「クルマのパフォーマンスを改善することができれば、このPUが安定してトップ10に近づくか、あるいはトップ10に入るチャンスをもたらしてくれるだろうと思う」

 ホンダは今回、ICE(内燃エンジン)を中心にアップデートを施したと明かしているが、ガスリー曰く、デプロイ(回生エネルギーの放出)についても改善されたと感じているという。

 デプロイも良くなったのかと尋ねられたガスリーは、次のように語った。

「いや、全てだよ。ただ全体的なパフォーマンスが上がったんだ。バッテリーやエネルギーマネジメントの面も、良くなっているんだから、本当に良いステップだと思う」

 土曜日に見舞われたトラブルについては、心配していないようだ。

「正確なところはまだ分からないけど、大きな懸念はない。だから彼らは僕のPUを元(最新のPU)に戻した。レースを走りきれないと思ったら、彼らが変更することはなかっただろう。しかし僕は昨日の夜、ペナルティを得てでも良いPUを搭載するよう、強く主張したんだ。結果的には19番手からスタートして、8つポジションを回復することができた」

Additional report by Oleg Karpov

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 カナダGP
サブイベント 日曜日 決勝レース
サーキット サーキット・ジル・ビルヌーブ
ドライバー ピエール ガスリー
チーム トロロッソ
記事タイプ 速報ニュース