リカルド「最悪なレースを忘れさせてくれるだけの1勝だった」

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リカルド「最悪なレースを忘れさせてくれるだけの1勝だった」
執筆: Scott Mitchell
2018/04/16 0:17

中国GPを勝利したダニエル・リカルドは、バーレーンGPのような”最悪”なレースを50レース分忘れさせるような、素晴らしい1勝だったと語った。

Race winner Daniel Ricciardo, Red Bull Racing
Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB14 and Sebastian Vettel, Ferrari SF71H battle
Race winner Daniel Ricciardo, Red Bull Racing celebrates in parc ferme
Race winner Daniel Ricciardo, Red Bull Racing celebrates in parc ferme
Race winner Daniel Ricciardo, Red Bull Racing celebrates on the podium with a shoey
Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB14 and Kimi Raikkonen, Ferrari SF71H battle
Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB14 Tag Heuer
Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W09, Max Verstappen, Red Bull Racing RB14 Tag Heuer, Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB14 Tag Heuer, and Kimi Raikkonen, Ferrari SF71H
Podium: race winner Daniel Ricciardo, Red Bull Racing, second place Valtteri Bottas, Mercedes-AMG F1, third place Kimi Raikkonen, Ferrari, Chris Gent, race engineer
Race winner Daniel Ricciardo, Red Bull Racing

 中国GPで勝利したレッドブルのダニエル・リカルドは、これまでの不運を払拭するのに十分なほど素晴らしい1勝だったと語った。

 レース中盤、トロロッソ勢が同士討ちをした影響で、コースにはセーフティカーが出動した。これを好機と見たレッドブル勢は、マックス・フェルスタッペンとリカルドをピットに呼び戻し、新品のソフトタイヤを装着させた。

 これが功を奏し、コース復帰後ハイペースで前を追ったレッドブルの2台は、フェルスタッペンこそスピンしてポジションを落としたものの、リカルドはバルテリ・ボッタス(メルセデス)らを目の覚めるようなオーバーテイクで仕留め、見事な優勝を遂げた。

 リカルドは1週間前のバーレーンGPでは、決勝レース序盤にエナジーストアのトラブルに見舞われてリタイア。さらに中国GPでも、フリー走行3回目にパワーユニットのトラブルに見舞われ、予選出走すら危ぶまれた。

「最高だった!」

 そうリカルドはレース後に語った。

「僕らは、(予選に出走できず)レースを最後尾からスタートすることも考えたんだ。でも、24時間後にはここ(表彰台の中央)にいる。このスポーツはクレイジーだ」

「1週間前には、2周目にリタイアした。このスポーツに不満を感じ、このスポーツに関するすべての気まぐれなことにも、不満を覚えた」

「自分ではどうしようもないことがたくさんある。だから時々、なぜこのスポーツを選んだのか、疑問に思うこともあった」

「落ち込むことがたくさんある。でもこういう日があると、50回くらいの悪いレースを忘れさせてくれるだけの価値がある」

 前述の通り、リカルドは残り23周というところで出動したセーフティカーのタイミングを好機と見てピットに飛び込み、新しいソフトタイヤを履いた。しかしレースをリードしていたボッタスと2番手のセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は、セーフティカーが出動する前にピットレーンの入り口を通過してしまっていたため、コースに留まることになってしまった。

 リカルドは当初、レースに勝てるとは考えていなかったという。

「何台かを抜いていく時に、タイヤがうまくもっていることを感じることができた。その時、僕は完全に勝利を意識した」

「前を走っている誰よりも、僕にはペースがあった。しかし、長いことその後ろに留まっているわけにはいかない」

「バルテリが守っているのが見えた。僕はターン3からある程度集中して、試してみようとしていた」

 そしてターン6でボッタスを捉えることに成功した。

「ホイール・トゥ・ホイールのバトルはやっぱり良いよね。ドライバーとしても楽しいし、テレビ映りも良いだろう」

「とても楽しんだ。隊列を組んで走るよりも、全然良いだろう。だからとても楽しかった」

 ボッタスは1回目のピットストップをベッテルよりも1周早く行ったことでいわゆる”アンダーカット”作戦を成功させ、首位に立った。しかしリカルドが難なくポジションを上げてくるのを見て、自分に勝機はないと悟ったという。

「彼はすごい速さで、1周ごとに近づいてきた」

 そうボッタスは語った。

「僕はディフェンスしていた。しかし彼は明らかに、ターン1〜3でとても近づいていた」

「僕の方からすれば、できることはあまりなかった。ディフェンスしようとしたが、彼は新しいタイヤを履いていたからブレーキをかなり遅らせることができ、インに飛び込んできた」

「最終的には勝利を失ってしまったが、僕はワンストップを行ったマシンの中で最も先頭でゴールしたんだ。それは良かった」

「勝利を逃してしまったから、最初はとても失望したんだ」

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この記事について

シリーズ F1
イベント 中国GP
ロケーション 上海国際サーキット
ドライバー ダニエル リカルド 発売中
チーム レッドブル
執筆者 Scott Mitchell
記事タイプ 速報ニュース