ハートレー「カタルニアにはすべてがある。タイヤの使い方が大切」
アゼルバイジャンGPでF1初入賞を果たしたトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーが、スペインGPへの意気込みを語った。

乱戦をくぐり抜け、前戦アゼルバイジャンGPでF1初ポイントを獲得したトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーが、今週末に行われるスペインGPに向け、チームのプレスリリースで意気込みを語った。
チームメイトのピエール・ガスリー同様、ハートレーにとってもバルセロナは、走り慣れたコースである。ただ、それはすべてのドライバーにとっても同じことが言える。
「バルセロナはおそらく、すべてのドライバーが他のどのサーキットよりもよく知っている場所だ。だからチームメイトや他のドライバーに対してアドバンテージを得ようとすると、それは非常に挑戦的だ」
そうハートレーは語る。
「しかし、このコースはすべての部分がチャレンジングだ。実際のテストだけではなく、多くのチームがシミュレータでカタルニアを走っている。だから、我々のすべてがここをよく知っているということを意味している」
「ドライブするのは楽しいコースであり、ここにはすべてがある。肉体的にも厳しいコースだ。特に長い右コーナーでは、首に負担がかかる」
カタルニア・サーキットは、オーバーテイクできるポイントが少ないコースだとも言える。そのため、予選が当然重要になる。
「オーバーテイクはそれほど簡単ではないので、ここでは予選がとても重要だ。今年これまで、予選のパフォーマンスには比較的満足していた。タイヤをうまく使う方法を理解していなかった昨年と比較すればね。今では、マシンとタイヤに対する理解がさらに進んでいるように感じる。だから、予選にもっと自信を持って臨むことができる」
「予選は、週末の中で最も楽しい部分のひとつだ。搭載燃料が少ないし、路面に載っているラバーが最も活きてくる時だからだ。その時のF1マシンは、文字通り地球上で最も速いクルマ。予選はそれを強調させてくれる」
決勝をうまく戦い抜くためにはもちろん、予選でもタイヤをいかに使うかが、非常に大切になってくると、ハートレーは語る。
「タイヤマネジメントは、このコースでは非常に重要だ。予選アタックでも、最終セクターではトラクションが必要だから、リヤタイヤ(のグリップ)を残しておかなきゃいけない。サーキットの序盤にある高速コーナーで、リヤタイヤを簡単に壊してしまうこともできる。それは、予選アタックですべてを引き出すための課題のひとつだ」
この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | スペインGP |
ロケーション | サーキット・デ・カタルニア |
ドライバー | ブレンドン ハートレー |
チーム | アルファタウリ・ホンダ |