フェラーリの”ミラー補強用”ウイングレット、次戦から使用禁止に

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フェラーリの”ミラー補強用”ウイングレット、次戦から使用禁止に
Adam Cooper
執筆: Adam Cooper
2018/05/13 12:34

スペインGPからハロにミラーを搭載してきたフェラーリが、その補強用として導入してきたウイングレットは、次戦から使用禁止となった。

 フェラーリの”ミラー補強”用ウイングレットは、次戦モナコGPから使用が禁止されることになった。

 フェラーリは欧州ラウンド開幕戦であるスペインGPに、コクピット保護デバイス”ハロ”に搭載したリヤビューミラーを持ち込んできた。そしてこのミラーの上には、ウイングレットを搭載。この位置にウイングレットを搭載することは許されていないが、チームは「ミラー補強のため」と主張し、FIAの許可を得ることに成功した。

 しかし他のチームは、フェラーリの合法性に疑問を呈している。FIAもフェラーリとは別の視点を持っているようで、ウイングレットの主目的は空力面の効果を狙ったものだと認識している。

 その結果、このウイングレットの搭載は次戦からは許されないという。しかしながら今回のスペインGPに限っては、そのまま使うことが許された。

 木曜日にフェラーリのデザインを見たFIAのシングルシーター部門代表のニコラス・トンバジスは、ミラーが関係している位置は特に、各チームがエアロの優位性を追求していると語った。

「ミラーは、空力的な形状として実に厄介だ」

 そうトンバジスは語った。

「チームは理想的には、ミラーが無いことを望んでいる。しかしはっきりと、特定の位置にミラーを設置しなければならないというレギュレーションがあるし、そのミラーはある程度の後方視界を備えていなければならない」

「だからチームが進んで『ここに取り付ける』と言うからには、空力的にメリットがあると感じているからだと、私は確信している。疑いの余地はない。それには、ハロにマウントすることも含まれている」

 FIAとしては、このハロに関するエリアの開発を封印したいと考えていると、トンバジスは強調した。

「ルールが曖昧ではないということを明確にするのは、我々の責任だ。そして、後方を見ることができるというミラー本来の機能を果たすことを確認し、空力的目的のために活用するのを止めることができるよう、今後も改善を図りたい」

「空中のいずれかの場所に大きなデバイスがある限り、チームは常に空力的な影響を心配する。それを正しく規制するのは、我々の責任だ」

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シリーズ F1
チーム フェラーリ 発売中
執筆者 Adam Cooper
記事タイプ 速報ニュース