ドライバーのグリッド集合時間10分前倒し。カナダGPから実施へ
執筆: Jonathan Noble
今週末のカナダGPから、ドライバーたちは従来より10分早くスターティンググリッドに辿りつくことが義務化されることになりそうだ。

F1ドライバーは、レーススタート前の国歌斉唱セレモニーに出席することが義務付けられている。しかし彼らはその直前にグリッドに到着するようピットレーンを離れるため、レース前にインタビューする機会は非常に限られている。
今週末のカナダGPから、このフォーマットが変更されることになりそうだ。これは、木曜日に行われたFIA世界モータースポーツ評議会で承認されたもの。これによりF1ドライバーは、従来より10分長く、スターティンググリッドに留まらなければならなくなる。
これまで、ピットレーンはフォーメーションラップがスタートする20分前にクローズされていた。その後、フォーメーションラップの14分前から、国歌斉唱のセレモニーが行われていた。
しかしカナダGPからは、ドライバーを早くグリッドにつかせるために、ピットレーンのクローズ時刻を早めることになりそうだ。これにより、グリッド上での取材の機会を増やそうというのだ。
FIAは声明で、次のように語っている。
「世界評議会は、マシンとドライバーが国歌斉唱セレモニーの前に10分長くスターティンググリッドにとどまることを確実にするために、2018年のF1スポーティングレギュレーションの変更を承認した。これにより、メディアに対してドライバーへの取材しやすさを提供する」
「これらの変更は、今週末のカナダGPから有効になるだろう」
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シリーズ | F1 |
執筆者 | Jonathan Noble |
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