大幅タイムアップのハミルトン。特別なエンジンモードは関係ないと主張

ハミルトンは、ポールポジションを獲得した最後のタイムアップについて、エンジンの特別な”パーティー”モードとは関係がないと語った。

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、オーストラリアGP予選のラストアタックで0.887秒のタイムアップを果たし、ポールポジションを獲得した。しかし、このタイムアップはメルセデス製パワーユニットの特別なエンジンモード、”パーティー・モード”とは関係ないと彼は語った。

 ハミルトンは予選Q3最初のアタックを終えた時点でトップに立ったものの、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがセクター1とセクター2で全体ベストを更新し、0.034秒差の2番手につけた。

 ポールポジションをめぐって僅差の戦いが繰り広げられるかと思われたが、最後のアタックでハミルトンは大幅にタイムを更新。1分21秒164という新たなレコードを樹立し、キミ・ライコネン(フェラーリ)に0.664秒の大差をつけてポールポジションを獲得した。

 この大幅なタイムアップは、ハミルトンが最近話していた予選用の特別なエンジンモードによって生まれた、アドバンテージによるものだと考えられた。しかし当のハミルトンは、Q2とQ3のアタックすべてで”パーティー・モード”が作動していたと明らかにし、最後のアタックでのタイムアップは適切にタイヤを機能させられたことによるものだと話した。

「あのラップは、それまでのラップと同じモードだった。タイヤを適切な温度に管理し、各セクターを適切に走ることができたんだ」と、ハミルトンは説明した。

「それまでも良い走りができていたが、それをまとめることができた」

「今回の結果は、見飽きていると思う人もいるかもしれないが、激しい戦いだった。だけど、僕はあのラップにとても満足している」

「素晴らしいラップだった。僕はいつも完璧を求めてドライブしているけど、今回はそれにすごく近かった」

「僕はQ2からQ3の最後まで、同じモードを使用していた。特別なモードや追加のボタンなんて関係ないんだ」

 このコメントを聞いたベッテルは、ハミルトンに「じゃあそれまで何をしていたの?」と質問。ハミルトンは「良いラップが出来るのを待っていたんだ。君の顔から笑顔を消し去るようなね」と答えた。

ベッテル、ターン13でミス

 ハミルトンは、フェラーリが予選でメルセデスを”追い詰めた”ことにかなり驚いたと話した。一方のベッテルは最後のアタックでターン13でミスを犯し、フロントロウを逃したことを認めた。

「昨日はマシンに満足できなかったし、感触も本当に良くなかった。だけど、予選でそれが良くなったんだ」とベッテルは述べた。

「最後のラップは、ターン13でブレーキをギリギリまで遅らせようとしたんだけど、それがうまくいかなかった。ルイスとかなり大きなギャップがあるのは残念だが、彼の最終ラップは素晴らしかったんだろう」

 しかしベッテルは、メルセデスが決勝レースで”パーティー・モード”のスイッチを入れられないのなら、優勝争いは僅差になると予想しているようだ。

「彼らが今日、そのモードをオンにしていたのなら、明日はそれをオフにしておく必要があることを願う」

「僕たちのロングランペースは近いと思う。だけどどうなるかは誰にも分からない。でも僕はチームにも本当に満足しているし、結果は素晴らしいと思う」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 オーストラリアGP
サーキット Melbourne Grand Prix Circuit
ドライバー ルイス ハミルトン , セバスチャン ベッテル
チーム フェラーリ , メルセデス
記事タイプ 速報ニュース