マクラーレン、第2戦で攻めのタイヤ選択。ピレリは2ストップ増加予想

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マクラーレン、第2戦で攻めのタイヤ選択。ピレリは2ストップ増加予想
Adam Cooper
執筆: Adam Cooper
2018/03/29 6:13

ピレリは、バーレーンGPに持ち込まれるタイヤ配分を発表。マクラーレンはスーパーソフトタイヤを全チーム最多の9セット持ち込む。

 F1にタイヤを供給するピレリは、第2戦バーレーンGPに持ち込まれる各チームのタイヤ配分を発表。今回持ち込まれるのは、ミディアム・ソフト・スーパーソフトタイヤの3種類。マクラーレンはスーパーソフトを全チーム最多の9セット持ち込んでいる。

 マクラーレンにとって、中団争いにおけるライバルであるルノーやハース、フォースインディアはスーパーソフトタイヤを8セット選択。マクラーレンよりもスーパーソフトが1セット少ない分、より耐久性の高いミディアムやソフトを多く持ち込んでいる。

 メルセデスやフェラーリ、レッドブルのトップ3チームの他、トロロッソやウイリアムズ、ザウバーはスーパーソフトタイヤを7セットにしている。

 トップ3チームの間での選択の違いは、メルセデスのバルテリ・ボッタスがミディアムを1セットに減らし、ソフトを5セット持ち込む点のみ。その他5人のドライバーは、ミディアムを2セット選択している。

 ミディアムタイヤが今季のレースに登場するのは初めてだ。ミディアムからスーパーソフトという組み合わせ自体は昨シーズンのバーレーンGPと同じだが、昨年のソフトタイヤに使われていたコンパウンドが今季のミディアムにそのまま使われているなど、今シーズンはピレリが1段階ずつタイヤを軟らかくしている。

 ピレリが今シーズンの目標としていることのひとつに、持ち込まれたすべてのタイヤがレースで使用できる性能を発揮するというモノがある。昨シーズンは全体的にタイヤが硬かったため、持ち込まれた3種類のドライタイヤの中で、最も硬いタイヤはほとんど使われない傾向にあった。しかし今季の開幕戦オーストラリアGPではウルトラソフトタイヤからソフトタイヤに交換し、1ストップ戦略を採るマシンも多かった。

 ピレリのスポーティングディレクター、マリオ・イゾラは、オーストラリアGPについてmotorsport.comに次のように語った。

「我々が金曜日に収集したデータから想定した通りにレースは進んだ」

「当初の予想は2ストップ戦略が優勢だったが、データを見てみるとデグラデーションが減少していることが分かった」

「3つのタイヤコンパウンドすべてがレースコンパウンドであり、そのうちのひとつもレースで使われないということがなかった。グレイニングもブリスターもほとんど起こらず、パフォーマンスに影響するようなものはなかった」

 イゾラは、プレシーズンテストが行われたバルセロナや開幕戦のアルバートパークよりも、灼熱のバーレーンが今季のタイヤにとっての試練になると予想している。

「バーレーンはこれまでとは異なる。かなり暑くなるし、タイヤにかかるトラクションもはるかに大きい。そのためリヤのデグラデーションが大きくなると予想している。それが、ミディアムからスーパーソフトタイヤを選択した理由だ」

「昨年は1ストップが難しいマシンもあり、1ストップと2ストップの戦略が見られた。今年は1段階タイヤが軟らかくなっているため、1ストップと2ストップが混じる中でも、2ストップの割合が多くなるはずだ」

「バーレーンでは、リヤタイヤのデグラデーションがあるため、間違いなくタイヤの限界を考慮する必要がある」

Selected sets per driver
バーレーンGPのタイヤ選択

Photo by: Pirelli

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