プロスト、マクラーレンとの契約は「ルノーにとって良い刺激になる」

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プロスト、マクラーレンとの契約は「ルノーにとって良い刺激になる」
Adam Cooper
執筆: Adam Cooper
2017/12/17 23:57

ルノーのアドバイザーであるプロストは、マクラーレンにPUを供給することは、ルノーのワークスチームに良いプレッシャーとなると語る。

 ホンダがF1に復帰してからの3年間、マクラーレンは苦しいシーズンを送ってきた。そして両者は来季から別々の道を歩むことになり、マクラーレンはルノー製のパワーユニット(PU)を搭載することになった。

 ルノーはすでにPUを供給しているレッドブルを追う立場であるにもかかわらず、また新たにビッグチームにPUを供給するという判断に疑問を呈する意見もあるが、ルノーF1チームのアドバイザーを務めるアラン・プロストは、マクラーレンへのPU供給にはメリットしかないと考えているようだ。

「確かに、プレッシャーにはなるだろう」とプロストはmotorsport.comに語った。

「なぜなら、私たちにとって(マクラーレンは)新たな競争相手になるからだ」

「しかしそれはわかっていることだし、プレッシャーが我々にとって良い刺激になることを願っている。我々はマクラーレンだけでなく、みなを打ち負かさなければならないのだから」

 プロストは、ルノーが2017年に素晴らしい進歩を遂げたと考えており、最終戦でトロロッソを逆転し、コンストラクターズランキング6位となったことがその報酬となったと述べた。

「今シーズンのまとめとしては、ランキング6位はそれほど悪くはない」

「シーズン終盤には、パフォーマンスの面で第4位のチーム(フォースインディア)とほとんどのケースで引けをとらなかった」

「我々は信頼性に問題を抱えていた。そういう場合には、パフォーマンスは妥協を強いられる」

「言い訳をするわけではないが、アブダビではできることをすべてやりプレッシャーにも対処することができた。もう少し攻めることもできたが、我々は安全に行きたかった」

「トップとのギャップはまだまだ大きいが、少なくともこれまでのように、すべてを少しずつ改善し始めることができている。だからとてもポジティブなんだ」

「エンジンのパフォーマンスも向上させていくつもりだ。それには常にリスクがつきものだが、我々にとってのチャレンジだ」

 またプロストは、ルノーのようなワークスチームにとっても、コンストラクターズランキング7位から6位に上がったことによる650万ドル(約7億3200万円)の賞金増加は大きいと主張した。

「賞金は大切だ。なぜなら、自分たちが多くの賞金を得れば、他のチームの取り分が少なくなるから!」

「それに最終戦も非常に重要なんだ。その結果が、冬の間のチームのモチベーションに繋がる。感じているプレッシャーも少し緩和されるし、働くのがより楽しくなる」

 今季、ルノーはニコ・ヒュルケンベルグとジョリオン・パーマーというコンビで開幕に臨んだが、第17戦アメリカGPからはパーマーに代わり、カルロス・サインツJr.がトロロッソから加入。プロストは、2018年に先駆けてヒュルケンベルグとサインツJr.というコンビを揃えることが重要なだったと語った。

「我々にとって非常に重要なことだ」

「言うまでもなく、2018年末に彼がチームに残るかどうかは不透明だ。しかし、我々はまだワールドチャンピオンになれるようなポジションにいないので、このような決断を下す必要があった。我々は一歩ずつ前進していく必要があるのだ」

「来年のドライバー市場は非常に流動的だ。我々はカルロスとニコとの仕事に集中し、それから何が起こるか見てみよう」

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この記事について

シリーズ F1
チーム ルノーF1チーム
執筆者 Adam Cooper
記事タイプ 速報ニュース