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予選レポート

F1日本GP予選:ベッテル、自画自賛の圧巻PP。レッドブル・ホンダはグリッド3列目

鈴鹿サーキットで行われたF1第17戦日本GPの予選は、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがポールポジションを獲得した。

Pole Sitter Sebastian Vettel, Ferrari celebrates in Parc Ferme

Steven Tee / Motorsport Images

 F1第17戦日本GPの予選が鈴鹿サーキットで行われ、フェラーリのセバスチャン・ベッテルが見事なアタックでポールポジションを手にした。

 台風19号の影響で、12日(土)の走行セッションが中止となり、予選は決勝日の13日(日)午前10時から実施された。

 鈴鹿サーキット上空は台風一過の晴天が広がり、絶好のレース日和に。気温22度、路面温度34度、最終コーナーから1コーナーに向けて強い風が吹くというコンディション。基本的に鈴鹿ではタイムが出やすい風向きではあるが、路面は汚れておりドライバーにとっては難しい状況だ。

 セッション開始前には、トロロッソからFP1に出走した山本尚貴がグランドスタンドのファンに向けて手を振り、ファンから歓声が上がる場面も見られた。

Q1:赤旗連続で波乱の幕開けに

 18分間のQ1がスタートすると、まずはフェラーリの2台がハードタイヤでコースイン。コースチェックをかねてか、マクラーレンの2台も同じくハードタイヤで続いた。

 一方、ソフトタイヤを履いていたウイリアムズのロバート・クビサは早速タイム計測へ。しかし最終コーナーアウト側の芝生にタイヤを落としてしまい、そのままタイヤバリアにクラッシュ。セッションは赤旗中断となった。

 約7分ほどの中断を経てセッションが再開され各車がアタックに向かうが、今度はケビン・マグヌッセン(ハース)が最終コーナーでスピンし、リヤウイングからタイヤバリアにクラッシュ。多くのマシンがタイムを残せないまま、2度目の赤旗中断となった。マグヌッセンは自走でピットに戻ったがダメージは大きく、これで予選を終えることになった。

 この時点で風は秒速6メートルほど。最終コーナーでは追い風であり、その影響を受けてクラッシュした可能性が高そうだ。

 タイムを出せないまま予選を終えてはたまらぬと、各車がピットレーンでセッション再開を待ちソフトタイヤで続々とアタックへ。メルセデス勢が1分29秒台のタイムに留まった一方で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは1分28秒754でトップに立った。

 しかしその後、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が1分28秒405でトップに。カルロス・サインツJr.(マクラーレン)の後塵を拝したメルセデス勢は、同じタイヤで2度目のアタックを敢行。ルイス・ハミルトンはフェルスタッペンをわずかに上回り2番手、バルテリ・ボッタスは4番手につけた。

 残り時間が3分を切った時点で、ランス・ストロール(レーシングポイント)とジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)、キミ・ライコネン(アルファロメオ)がQ1脱落圏内にいたが、ストロールとライコネンはタイムアップに成功し、Q2へと駒を進めた。

 これでQ1脱落圏内にはじき出されてしまったのは、ダニエル・リカルド(ルノー)とセルジオ・ペレス(レーシングポイント)。ペレスは金曜日のフリー走行で好調だっただけに、悔しい結果と言えそうだ。

 トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトはラストアタックでタイムを更新できなかったものの、なんとか15番手でQ2進出を果たした。

Q2:ガスリーが好アタックでQ3へ。アルボン3番手

 15分間のQ2はフェラーリ勢が真っ先にコースイン。上位陣にとっては決勝スタート時のタイヤを選ぶことにもなるQ2だが、全車がソフトタイヤでアタックした。

 まずタイムを残したのはルクレールで、1分28秒179。チームメイトのセバスチャン・ベッテルがそれを上回り、1分28秒174を記録した。

 しかしそれを凌駕したのはハミルトン。1分27秒826をマークし、フェラーリ勢を突き放した。フェルスタッペンはコース前半ではハミルトンと遜色ないペースだったものの、バックストレートでのパワー不足を訴え、ハミルトンと0.673秒差の5番手となった。

 残り時間5分を切った時点で、中団チームではカルロス・サインツJr.が7番手、ランド・ノリスも9番手とマクラーレンが好調。ライコネンが8番手、ロマン・グロージャン(ハース)までがトップ10に食い込んだ。

 一方トロロッソのピエール・ガスリーが11番手、クビアトが12番手とQ2敗退圏内。また、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)は無線でパワーステアリングが効かないと訴えた。チームからは大きなトラブルが発生したと伝えられ、ヒュルケンベルグはそのままピットに戻り、15番手で予選を終えた。

 フェラーリ勢以外は再度コースインしQ2最後のタイム計測へ。ここで好アタックを見せたのがガスリー。最終的に9番手タイムを残してQ3進出を決めると無線で喜びの声を上げた。

 Q2敗退となったのはアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)、ストロール、ライコネン、クビアト、ヒュルケンベルグ。目まぐるしくオーダーが入れ替わった結果、ライコネンはQ3進出を逃す形となった。

 上位陣もタイムアップ。4番手だったボッタスが1分27秒688を記録し、トップでQ2を終えた。また、アルボンが3番手に飛び込み、Q3に向けて弾みをつけた。

Q3:ベッテル、自画自賛の驚速ポール。レッドブル・ホンダはグリッド3列目

 Q3がスタートすると、ノリス、ガスリーに続いてメルセデス勢が出陣。サインツJr.を挟んで、フェラーリもコースイン。レッドブル勢は他チームとの距離を離してアタックへ向かった。

 ここで群を抜く速さを見せつけたのがベッテル。1分27秒212を叩き出すと、無線で『良いラップだったでしょ?』と自画自賛。2番手となったルクレールに対し、0.323秒差をつけて見せた。

 メルセデス勢はQ2からあまりタイムが伸びず、ボッタスが1分27秒696で3番手。4番手のハミルトンは1分27秒832だった。

 レッドブル・ホンダは、フェルスタッペンがベッテルと0.702秒差の5番手。アルボンは6番手だった。

 残り時間が3分を切り、日本GPのポールポジションを決める最後のアタック合戦へ。各車少しずつ間隔をあけてアタックへ入っていった。

 ルクレールがセクター1で全体ベストを更新すれば、それに肉薄したタイムでフェルスタッペンがセクター1を通過した。しかしそれをさらに0.1秒以上上回るペースでベッテルがS字コーナーを駆け抜けた。

 結局、ルクレールはベッテルのタイムに届かず。対してベッテルは1分27秒064までタイムアップを果たし、第7戦カナダGP以来となるポールポジションを獲得。2017年にハミルトンが記録したコースレコード(1分27秒319)を更新し、鈴鹿サーキットで5度目のポールを手にした。

 3番手はボッタス。僅差でハミルトンが続き、メルセデスはフェラーリのフロントロウ独占を許す形となった。

 レッドブル・ホンダはフェルスタッペンとアルボンが100分の1秒まで同タイム。先にタイムを出したフェルスタッペンが5番グリッドに並ぶ。

 中団チームではサインツJr.が7番手、ノリスが8番手となり、マクラーレンがグリッド4列目を確保した。ガスリーは、グロージャンを上回って9番手となっている。

 白熱の予選が終了し、いよいよ次はF1日本GPの決勝レース。14時10分にスタートが切られる。

Read Also:

【リザルト】F1第17戦日本GP:予選結果

順位 # ドライバー エンジン タイム 平均速度
1 5 Germany セバスチャン ベッテル Ferrari 1'27.064   240.113
2 16 Monaco シャルル ルクレール Ferrari 1'27.253 0.189 239.592
3 77 Finland バルテリ ボッタス Mercedes 1'27.293 0.229 239.483
4 44 United Kingdom ルイス ハミルトン Mercedes 1'27.302 0.238 239.458
5 33 Netherlands マックス フェルスタッペン Honda 1'27.851 0.787 237.962
6 23 Thailand アレクサンダー アルボン Honda 1'27.851 0.787 237.962
7 55 Spain カルロス サインツ Jr. Renault 1'28.304 1.240 236.741
8 4 United Kingdom ランド ノリス Renault 1'28.464 1.40 236.313
9 10 France ピエール ガスリー Honda 1'28.836 1.772 235.323
10 8 France ロマン グロージャン Ferrari 1'29.341 2.277 233.993

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