ヘルムート・マルコ「ホンダは今年中にルノーと同レベルになる」

レッドブルのレーシングアドバイザーを務めるヘルムート・マルコが、ホンダについてコメント。今年中にルノーと同レベルになると語った。

 1週間後に開幕を迎える、F1の2018年シーズン。トロロッソはホンダと新たにパートナーシップを組み、戦いに挑んでいくことになる。

 一方、トロロッソの姉妹チームであるレッドブルは、今季もTAGホイヤーのバッジを付けたルノー製パワーユニット(PU)を使用する。しかし、レッドブルとルノーの関係は今季限り。もしトロロッソとホンダのパートナーシップが成功すれば、来季からはレッドブルもホンダ製PUを使うのではないかと言われている。

 レッドブルのレーシングアドバイザーであるヘルムート・マルコが、ホンダとトロロッソの関係について語った。

「2回目のテストでは、最初のテストで最も評価の高かった仕様のエンジンをすでに使用していた」

 そうマルコは語る。

「我々はこの協力体制に満足しており、技術的な進歩がハッキリ見えている。ホンダが今、目指しているところにあるとは私は思っていない。しかし、方向性は緻密に計画されている。彼らが、今年中にルノーに追いつくだろうと、私はハッキリと想い描くことができる」

「ホンダのパッケージは、技術的に興味深いモノだ。エンジンは非常に軽く、現在は信頼性も手にしている。彼らは継続的な性能向上について話している。そのエンジンは、今年中にルノーと同レベルになるだろう」

 マルコは特に、ホンダの協力体制について賞賛した。

「予定されている仕様のステップは分かっている。トロロッソとホンダのコラボレーションは、素晴らしいと思う。なぜなら、我々がホンダにエンジンがどうあるべきかということを伝えるだけではないからだ。契約を交わした直後、ファエンツァ、日本のさくら、そしてホンダの欧州のファクトリーがあるミルトンキーンズの間で、技術者の交流があった。そして今のマシンにエンジンを搭載する方法が議論され、実際にそれが行われたのだ。このアプローチは、今得ている結果に、大きな貢献をしてくれている」

 マルコはまた、ホンダが体制を変更したことも、功を奏していると語る。

「彼らは外部からスタッフを招聘し、上級スタッフを変えた。田辺(豊治/テクニカルディレクター)氏はゲルハルト・ベルガーの元レースエンジニアだし、過去数年にわたってインディカーのプロジェクトを率いてきた。彼らは市販車というよりも、レースの”信念”を注入しているんだ」

Additional reporting by Christian Nimmervoll

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この記事について
シリーズ F1
チーム レッドブル , トロロッソ
記事タイプ 速報ニュース