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ルノー、新車R.S.18の空力性能向上を最優先。冷却問題が頭痛のタネ?

ルノーは、2018年用マシン『R.S.18』の空力性能向上を優先したため、マシン全体の冷却能力に問題を抱えているようだ。

ルノー、新車R.S.18の空力性能向上を最優先。冷却問題が頭痛のタネ?
Carlos Sainz Jr., Renault Sport F1 Team RS18
The car of Carlos Sainz Jr., Renault Sport F1 Team R.S. 18
Carlos Sainz Jr., Renault Sport F1 Team RS18
Carlos Sainz Jr., Renault Sport F1 Team RS18
Carlos Sainz Jr., Renault Sport F1 Team RS18
Carlos Sainz Jr., Renault Sport F1 Team RS18
Carlos Sainz Jr., Renault Sport F1 Team RS18
Carlos Sainz Jr., Renault Sport F1 Team RS18 pit stop
Renault Sport F1 Team RS18 nose
Renault Sport F1 Team RS18 front wing detail

 ルノーのチーフ・テクニカルオフィサーであるボブ・ベルによると、2018年用マシン『R.S.18』は空力性能の改善が追求されており、その代償として冷却問題がチームにとって頭痛のタネになっているという。

 F1にワークス復帰してから3年目のシーズンを迎えるルノー。昨年はシーズンを通して大きく改善を果たしており、今季にかける期待も大きくなっている。

 ベルによれば、ルノーはシャシーの面でかなり”攻めて”いるため、今シーズンは使用出来るパワーユニットのコンポーネントが最大でも3基までに制限されているにもかかわらず、パワーユニットを含めたマシン全体の冷却を助けるように、パッケージを妥協した部分はないという。

 新しいルールが2018年用マシンの設計に及ぼす影響についてベルに尋ねると、彼は次のように答えた。

「パワーユニットをシャシーに組み込む上で必要な、熱的な条件の一部には影響を与えるが、それほど大きくはない」

「昨年のマシンと比較してみれば、すべてのコンポーネントを小さくまとめようと、多くの時間が使われたことがわかるだろう」

「しかしそれによって、マシンの熱を管理するのがさらに難しくなる」

「我々は、マシンから最大限の空力パフォーマンスを得るべく、限界まで攻めた。だから、すべてのパーツがより密着している。我々にとって、熱の管理は頭痛を引き起こすタネになることだろう」

 ルノーは、プレシーズンテストの最終日にギヤボックストラブルに見舞われ、セッション時間の大半をガレージで過ごした。この日、走行を担当したカルロス・サインツJr.は、わずか45周の走行に終わっている。

 一部では、リヤのパッケージが窮屈なためにギヤボックス交換が困難だったのではないかと噂されていたが、チームはこれを否定した。またルノーのギヤボックスは、昨年と比べて構造をより堅固にしながらも、わずかに重量が軽くなっているという。

 ルノーのテクニカルディレクターであるニック・チェスターは、シーズン序盤の重要な開発領域として、重量の削減を挙げている。

「我々はもっとマシン重量を軽くしたい。それによってより多くのバラストを積めるようになり、重心を下げることができる」とチェスターは語った。

「パワーユニットの走行距離をより長くするために、できることは沢山ある」

「もしより軽いコンポーネントを導入することができれば、金曜日にそれを試せる。その性能を実証できればレースで使うことができる」

「マシンのあらゆるところでやれることがある。あまり保守的になりすぎずに、自分たちに何ができるかを考えていく」

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シリーズ F1
チーム ルノーF1チーム
執筆者 Scott Mitchell