ルノー、レッドブルに来季PUの契約を急がせる”理由”を説明

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ルノー、レッドブルに来季PUの契約を急がせる”理由”を説明
Scott Mitchell
執筆: Scott Mitchell
2018/05/11 3:01

ルノーは、レッドブルに対してパワーユニット供給契約を早期に結ぶよう求めている理由を説明した。

Nico Hulkenberg, Renault Sport F1 Team R.S. 18 leads Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB14
Max Verstappen, Red Bull Racing RB14 Tag Heuer, Carlos Sainz Jr., Renault Sport F1 Team R.S. 18
Max Verstappen, Red Bull Racing RB14 Tag Heuer, leads Nico Hulkenberg, Renault Sport F1 Team R.S. 18, Stoffel Vandoorne, McLaren MCL33 Renault, and Valtteri Bottas, Mercedes AMG F1 W09
Cyril Abiteboul, Renault Sport F1 Managing Director and Christian Horner, Red Bull Racing Team Principal
Cyril Abiteboul, Managing Director, Renault Sport F1 Team, with Marcin Budkowski, Renault Sport F1 Team
Max Verstappen, Red Bull Racing RB14 Tag Heuer, Carlos Sainz Jr., Renault Sport F1 Team R.S. 18
Carlos Sainz Jr., Renault Sport F1 Team R.S. 18 and Max Verstappen, Red Bull Racing RB14 battle
Carlos Sainz Jr., Renault Sport F1 Team R.S. 18, leads Max Verstappen, Red Bull Racing RB14 Tag Heuer, Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB14 Tag Heuer, and Nico Hulkenberg, Renault Sport F1 Team R.S. 18
Franz Tost, Team Principal, Toro Rosso, and Masashi Yamamoto, General Manager, Honda Motorsport
Toro Rosso press officer Eric Silbermann exits the Honda hospitality area
A Honda team member pushes an engine crate in the paddock

 ルノーはレッドブルに対し、5月中に来季の契約を決めるよう主張し続けている。そして5月中に契約がまとまらなければ、レッドブルに2019年に供給するパワーユニットを用意することができない可能性があるとも示唆している。

 レッドブルは、来季のパワーユニットをどうするのか、現時点でもその決定を保留している。彼らの選択肢はふたつ。ひとつはルノーとの契約を継続し、そのパワーユニットを使い続けること。もうひとつはホンダとのワークス待遇の契約に切り替えることである。

 FIAは、来季の供給契約を5月15日までに決定し報告するように求めており、ルノーもこれを履行したいと、今年の初めに明言している。

 しかし、FIAが設定した期限にはある程度の柔軟性がある。そしてレッドブルは、ホンダの進歩を見極めるため、同社がアップグレード版のパワーユニットを投入する予定のカナダGPまで、その決定を待つよう求めている。

 ルノーは昨年9月に、今季のマクラーレンへの供給契約を交わした。しかしルノーのマネージングディレクターであるシリル・アビテブールは、今年は同じだけ待つことはできないと主張する。

「昨年は非常に遅い時期に変更があったが、それには対応することができた。なぜなら、単純にふたつのカスタマーチーム間の(パワーユニットの)交換であったからだ」

 そうアビテブールはmotorsport.comに対して語った。

「供給数が変わることはなかった。そのため、すでに発注していた部品の数量を変更する必要はなかった」

「我々は供給先のチーム数を安定させてきた。そうすれば、我々は契約したチームの数だけ、部品を注文すればいい」

「ある日までしか、私はレッドブル・レーシングへのルノーエンジンの供給を保証することはできない。それは単純なことだ」

 アビテブールは、製作に長い時間を要するパーツを確保するためには、通常であれば5月中旬から下旬にかけて発注する必要があると説明する。この締め切りを遅らせるよう、ルノーはサプライヤーに対して交渉したというが、それでも「その期限を大幅に遅らせることはできない」という。

「我々が頑固になっているわけではない。ただ、パーツを注文する必要があるのだ」

 そうアブテブールは付け加えた。

「2015年から2016年にかけての冬の間に、メーカーがカスタマーチームに(パワーユニットを)供給する義務についてFIAと話し合いがあった。そして一定の通知期間が設定された。それは前年の5月15日までだった」

「そういう理由から我々は、レッドブルに決定を下すように求めている」

 レッドブルは、F1にデビューした最初の2年は、コスワースとフェラーリのカスタマーエンジンを使っていた。しかしそれ以降は、ルノーのエンジンを使い続けてきた。もしホンダと契約することになれば、レッドブルはF1参戦後、初めて”真の”ワークス体制を手にすることになる。

 アビテブールは、このような契約はパフォーマンスの向上を目指すよりもはるかに重大なことであると主張し、にもかかわらずに決定が遅れていることに混乱していると語る。

「これが、彼らが確かめたいと思っていることだと、我々は理解している」

 そうアビテブールは語った。

「彼らが答えを出す必要があることは、ファクトリーチームになりたいのか、それともルノーのカスタマーチームになるのかということだ」

「これは、単にパフォーマンスの向上を目指すというだけのことではない」

「(来季の供給に向けての)準備期間が必要であるということに加えて、なぜその決定を遅らせる必要があるのかということを、我々は理解できていないのだ」

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シリーズ F1
チーム レッドブル 発売中 , ルノーF1チーム
執筆者 Scott Mitchell