サインツJr.「ルノー製PUの進化のためならペナルティも受け入れる」

サインツJr.は、グリッドペナルティを受けるという”犠牲”の結果、ルノー製PUが進歩するのなら、それを受け入れると語った。

 ルノーのカルロス・サインツJr.は、3基以上のパワーユニット(PU)を使用しグリッド降格ペナルティを受けるとしても、長期的に見てそれがチームの進歩に繋がるのであれば、ペナルティは問題ないと語った。

 今季、各ドライバーが使用出来るPUは3基までと厳しく制限されており、ドライバーがペナルティなしでシーズンを戦うためには、PUの優れた信頼性と耐久性が不可欠となる。また、PUアップデートの機会自体も限られることになる。

 一方、ルノーのマネージングディレクターであるシリル・アビテブールは、”4基目”のPUを導入し、戦略的にグリッドペナルティを受けることを検討していると述べた。

 この戦略により、PU1基で走らなければならない走行距離が7レース分から、約5レース分にまで減ることになる。信頼性のハードルが下がった分、ルノーはより多くのパフォーマンスをPUから引き出すことが可能になる。また、シーズン後半にアップデートを投入するチャンスも増やすことができる。

「僕にとっては、シーズン全体から見ると小さなことだ」

 サインツはペナルティについて、そう語った。

「シーズン全体で3つしかエンジンを使用できないというルールがあっても、ルノーは2018年のことを心配していないチームだ。僕たちは2020年にワールドチャンピオンになるのが目標であり、そのためには進歩を遂げる必要がある」

「ルノーが進歩するためには、エンジンをコース上でテストし、パフォーマンスを上げていく必要がある」

「このチームは、2018年を開発のための年として使う。新しいモノを持ち込み、テストをするんだ。理想的なことではないかもしれないけど、僕たちはワールドチャンピオンをめぐって戦っているわけじゃない」

 サインツは、2017年のルノーはトップグループとのギャップを埋めることができたものの、メルセデスやフェラーリもPU開発を続けていることから、ルノーにとっての目標も変わっていくと認めた。

「年間を通じてエンジンが3基になると、ギャップを埋めることは非常に難しい」

「(PUを4基使えば)アップグレードを投入する機会がより多く得られる。それが、彼ら(ルノー)が検討していることだ」

「(アップグレードについて)それほど早い時期に知らされることはないと思うけど、すでに噂は聞いている」

「チームは本当に進歩を遂げたいと思っているので、僕は満足だ。彼らは信頼性については心配していない。問題はパフォーマンスだけだ」

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ F1
ドライバー カルロス サインツ Jr.
チーム ルノーF1チーム
記事タイプ 速報ニュース