メルセデス代表「バーニー時代と同じ収入を維持することは難しい」

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メルセデス代表「バーニー時代と同じ収入を維持することは難しい」
Adam Cooper
執筆: Adam Cooper
2018/06/05 7:06

メルセデスのウルフ代表は、F1はレースの開催権料からかつてのような収入を得ることが難しくなっていると語った。

Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W08, Sebastian Vettel, Ferrari SF70H
Sebastian Vettel, Ferrari SF70H, Valtteri Bottas, Mercedes AMG F1 W08, Kimi Raikkonen, Ferrari SF70H, Max Verstappen, Red Bull Racing RB13
Start: Sebastian Vettel, Mark Webber, Red Bull lead
Stoffel Vandoorne, McLaren MCL33 Renault, Sergio Perez, Force India VJM11 Mercedes
Overview of proposed F1 circuit area in Miami
Overview of proposed F1 circuit area in Miami

 メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、F1はグランプリの開催権料からかつてのような収入を維持していくのは難しいと主張した。

 来年からのF1開催を目指しているマイアミは、多額の開催料を支払ってきた伝統的なF1プロモーターとは違ったやり方でF1招致を試みている。彼らは収入やリスクを共有するモデルを取り入れたり、効果的にホスピタリティから収入を得ようと取り組んでいる。

 マイアミがこのような契約を締結しようとしていることにより、他のプロモーターは将来の契約を改善できるのではないかと希望を見出している。ホッケンハイムやバクーは、そういう希望を公にした最初の事例だ。その一方で他のプロモーター、特にシルバーストンは依然として表からは見えないところで議論を行っている。

 一方でチーム側は、もしレースの開催権料が下がった場合、近い将来F1全体の収入が減り、今後のチームへの分配金が低くなるということを懸念している。

 ウルフは、元F1最高経営責任者のバーニー・エクレストンが締結していたような契約を今後も続けていくことは容易ではないと認めている。

「バーニーのF1のビジネスモデルにおいて、契約金は3つの重要な収入源のひとつだった」とウルフは話した。

「彼はこういった契約において非常に優れた人物だった」

「私はそれを維持できるとは思っていない。人々やプロモーターが交渉し、ビジネスモデルを再構築しようとする体制の変化があれば、それが明確になる」

「バーニーは、株主やチームの利益のために最後の数セントまで搾り取っていた。だがそれによって、いくつかのプロモーターは非常に難しい経済状況に置かれてしまった」

 しかしウルフは、F1は他のところで収入を得ることができると主張した。

「現在のマネージメントチームには自信を持っている。彼らは正しい決断を下し、プロモーターと適切な合意をして、新しいトラックと契約を交わすだろう。マイアミは非常にエキサイティングだと思っている」

「ひとりの中心人物がかつてと同じレベルで状況を維持することが難しいというのも明確なことだ」

「我々は他の部分でも成長しなければならない。放送契約や、デジタル分野による収入を増加させ、開催権料に代わる収益を得なければならない」

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シリーズ F1
チーム メルセデス 発売中
執筆者 Adam Cooper