FIA、ドライバーズブリーフィングの廃止を検討も年内は実現せず

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FIA、ドライバーズブリーフィングの廃止を検討も年内は実現せず
Adam Cooper
執筆: Adam Cooper
2018/05/30 7:00

FIAは、金曜日に行われているドライバーズブリーフィングを廃止するという案を検討しているようだ。

Charlie Whiting, FIA Delegate in a Press Conference
Esteban Ocon, Force India, and Lance Stroll, Williams Racing, in the drivers parade
Sergey Sirotkin, Williams, Charles Leclerc, Sauber and Pierre Gasly, Scuderia Toro Rosso on the drivers parade
Sebastian Vettel, Ferrari and Charlie Whiting, FIA Delegate
Charles Leclerc, Sauber, talks to Pierre Gasly, Toro Rosso, and Stoffel Vandoorne, McLaren

 F1は金曜日のフリー走行後に行われているドライバーズブリーフィングを廃止する案を検討しているが、年内にこれが実現する可能性はなさそうだという。

 もしこの案が実現した場合、2019年よりFIAは木曜日にドライバーとチームマネージャーらが集まる場を設けることになる。

 現時点では、チームマネージャーはトラックの変更点や前のレースでの問題などを議論するために、レースウィークが始まる前の木曜日の午後にFIAとミーティングを行っている。そして金曜日のフリー走行を終えた後、ドライバーがミーティングに参加する。表向きには、そこでドライバーがFIAにサーキットのフィードバックを伝えることが可能だ。

 また時には、チームマネージャーの後にGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)がミーティングに加わることもある。

 F1のレースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングは、ドライバーズブリーフィングの廃止について、次のように話した。

「現時点では、ただの提案にすぎない。全員が廃止を望まない限り、今年これが実現することはないだろう」

「私がこれを提案した一番の理由はこうだ。チームマネージャーとのミーティングで物事を議論した後、それに基づいて彼らはその内容をドライバーに伝える。だが、我々がドライバーとミーティングを行った時に、それがドライバーに伝わっていなかったり、もう一度やり直さなければならないということがあったからだ」

「初日の走行の後にドライバーズブリーフィングを開いていた主な理由のひとつは、例えばトラックのマーシャルがどうしていたのかなど、彼らが見たものを我々に伝えるためだ。しかし彼らは何かを見たらすぐに、なんとしてでも我々にそれを伝えてくるので、それ(ブリーフィング)には何の価値もない」

「今やはるかに優れたコミュニケーションシステムがある。それは非常に重要になるだろうし、全員がたくさんの口論をしなくても済むようになるはずだ」

 もし金曜日のドライバーズブリーフィングが廃止された場合、ドライバーは今よりも長い時間エンジニアたちと話し合いをしたり、メディア対応が可能になる。

 今年は、多くのフライアウェイレースにおいてこれまでよりもスタート時刻が遅くなっていたり、ヨーロッパではFP2の終了時刻が午後3時半だったものが午後4時半になるなど様々な変更が行われた。今回の案が実現すれば、それに続くフォーマット変更となる。

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