アロンソ、2年ぶりのモナコに挑む「パフォーマンスは”一か八か”」
フェルナンド・アロンソは、モナコGPでのパフォーマンスは”サイコロを振る”かのように平等だと語った。







2年ぶりのモナコGPに挑むマクラーレンのフェルナンド・アロンソは、モナコでのパフォーマンスは”サイコロを振る”かのように平等なものだと語った。
モナコで2度の優勝経験を持つアロンソは、現在ドライバーズランキングにおいてメルセデス、フェラーリ、レッドブルのドライバーに次ぐ7位につけている。
今シーズンはここまで苦戦の続いているマクラーレンだが、アロンソは”マクラーレンのパッケージの限界”をわかってはいるものの、モナコGPは大きな結果を残すチャンスだったと話した。
また彼は、前戦スペインGPのスタート直後にロマン・グロージャン(ハース)がクラッシュしたことについて、あのクラッシュは当然のことだとは思っていないと話した。
「モナコはあまり標準的ではないトラックのひとつだ。まるでサイコロを投げるかのような、”一か八か”だ」
「スペインGPの時のように、たとえ予選が良かったとしても、周囲の状況を変えてしまう可能性のある出来事の犠牲者にならないというわけではない」
「だから土曜日は全てのものを最大限に活用し、日曜日には可能な限り多くのポイントを獲得するために必死に戦わなければならない」
アロンソは昨年、インディ500に出場するためにモナコGPを欠場した。今年はモナコGPに出場するが、それについては”本当に楽しみにしていた”と語った。
「もちろんインディ500も大好きだ。でもモナコも、レースをするには本当に特別な場所だ」
「1年の中でも、最も技術的な能力が試されるサーキットだ。というのも、78周を走るのに必要な技術レベルと集中力もそうだし、トラフィック、戦略、天候など全てのことが自分に降りかかる」
またマクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、モナコGPについて次のように話した。
「このトラックは、他のサーキット以上のことができるか、あるいはそれができないかに分かれる」
「ストフェル(バンドーン)のチームメイトとしてフェルナンドがコックピットに戻ってくるというのは素晴らしいことだ。アップデートしたパッケージでもって我々がどれくらいやれるのか楽しみだ」
「モナコでは信頼性がカギになるというのは言うまでもない。かなりの量のドラマがありそうではあるが、2台揃ってレースを終えることが最初のステップだ」
この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | フェルナンド アロンソ |
チーム | マクラーレン |
執筆者 | Scott Mitchell |