ルノー、レッドブルが新PU活かせなかったのは燃料が異なるためと主張

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ルノー、レッドブルが新PU活かせなかったのは燃料が異なるためと主張
Adam Cooper
執筆: Adam Cooper
2018/06/19 6:10

ルノーは、陣営の中でレッドブルだけが違う燃料を使用しているため、アップグレードを最大限に活用できていないのではないかと主張した。

Christian Horner, Red Bull Racing Team Principal, Alain Prost, Renault Sport F1 Team Special Advisor and Cyril Abiteboul, Renault Sport F1 Managing Director
Alan Permane, Renault Sport F1 Team Race Engineer and Cyril Abiteboul, Renault Sport F1 Managing Director
Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB14
Max Verstappen, Red Bull Racing RB14
Max Verstappen, Red Bull Racing RB14
Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB14
Max Verstappen, Red Bull Racing RB14 arrives in parc ferme
Race winner Sebastian Vettel, Ferrari and Max Verstappen, Red Bull Racing celebrate on the podium with the champagne
Nico Hulkenberg, Renault Sport F1 Team R.S. 18
Cyril Abiteboul, Renault Sport F1 Managing Director and Renault Sport F1 Team R.S. 18
Christian Horner, Red Bull Racing Team Principal, Dr Helmut Marko, Red Bull Motorsport Consultant and Cyril Abiteboul, Renault Sport F1 Managing Director
Brendon Hartley, Toro Rosso STR13, arrives on the grid
Pierre Gasly, Toro Rosso STR13

 ルノーは、レッドブルがカナダGPで投入されたルノー製パワーユニット(PU)のアップグレードを最大限に活用できなかったのは、レッドブルがワークスチーム及びマクラーレンとは違う燃料サプライヤーと契約をしているためだと考えている。

 現在、ルノーとマクラーレンはBP/カストロールの燃料及び潤滑油を使用しているが、レッドブルはエクソンモービルとサプライヤー契約を交わしている。

 つまりレッドブルにPUを供給しているルノーは、PU開発の際にエクソンモービルの燃料及び潤滑油を使用してベンチテストを行う必要がある。しかし当然、BP/カストロールの製品を使った場合と比べて、そのテスト時間は短くなるだろう。

 カナダGPではルノー製のPUがアップグレードされたものの、レッドブルのダニエル・リカルドはドライバビリティに不満を述べていた。

 ルノーのマネージングディレクターであるシリル・アビテブールは、レッドブルはルノーと燃料サプライヤーが異なるために、カナダGPで導入された最新PUが最大限のパフォーマンスを発揮できていない可能性があると、motorsport.comに語った。

「私は、(カナダで)レッドブルに優勝できるようなペースがあることを密かに望んでいた」

「彼らはそれにかなり近いところにいたが、手が届かなかった。我々にはもっと(アップグレードの効果が)あるので、彼らは燃料からさらに引き出せるだろう」

「これは明らかなことだ。我々は、自分たちがコントロールできるハードウェアやソフトウェアに関して、パフォーマンスに不公平なところはないと保証できる」

「燃料など以外に違いはない。彼らは戦略的、商業的な理由から自分たち自身でパートナーを選んでいる。我々もそれを認めており、彼らの製品のホモロゲーションをサポートしている」

「エクソンには挽回する素質と能力があると確信しているが、彼らは少し遅れている。導入の段階で少し違いがあるんだ」

「それが(パフォーマンスに)小さな違いがある理由だ。私はそれを受け入れている」

 アビテブールは、ルノーのアップグレードPUは期待した通り機能したと語り、3チーム6台すべてのマシンで高い信頼性を示したと自信を持っている。カナダGP決勝では、マクラーレンのフェルナンド・アロンソがリタイアを喫しているが、これはマクラーレン側の問題だったようで、PU本体には問題なかったのだという。

「アロンソが、マシンのERS(エネルギー回生システム)に不満を言っていたのを見たときは、しばらく息をするのを忘れてしまっていた」

「しかし、あれは(ルノー側ではない)別の問題だったと理解している」

「だから、”スペックB”の導入としてはとても良かった。トップスピードからすると、我々にはかなり競争力があるし、ホンダを少し引き離したと考えている」

 なお、マクラーレンはブラジルの石油会社であるペトロブラス社と技術的パートナーシップを締結しており、来季からは同社の燃料を使用することになっている。

 レッドブルの姉妹チームであるトロロッソは、レッドブルと同じくエクソンモービルの燃料及び潤滑油を使用しているようだ。メルセデスPUユーザーはペトロナス、フェラーリPUユーザーはシェルと、サプライヤーを統一している。

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シリーズ F1
チーム レッドブル 発売中 , ルノーF1チーム
執筆者 Adam Cooper