ドイツGP、来年の開催に向け一歩前進。リバティとの開催契約に基本合意
ホッケンハイムリンクは、来年のドイツGP開催に向けて、リバティ・メディアとの契約に基本合意した。
写真:: Andrew Hone / Motorsport Images
今年のドイツGPを開催したホッケンハイムリンクは、来年のグランプリ開催に向けて、リバティ・メディアとの1年契約に基本合意した。
交渉状況をよく知る情報源によれば、数週間の交渉の末、両者はレース開催を妨げていたハードルを全て乗り越えることができたという。
リバティとホッケンハイムによる最終的な契約はまだ結ばれていないが、現在手続きを行っており、2019年も全21レースのカレンダーとなる可能性は高まった。
またリバティは来週にも来年の暫定カレンダーを発表するとみられているが、早ければ今週末のモンツァで発表される可能性もある。
motorsport.comが掴んだ情報によれば、ドイツGPの開催契約は1年であり、グランプリ開催の準備や、チケット販売のための最大限の時間を設けるために、急いでこの契約を取りまとめたという。
1年契約ということは、今後より長い期間の開催契約を結ぶための交渉を行う余地が生まれる可能性がある。それが実現すれば、ドイツGPを長期的に開催できるようになる。
グランプリ開催を確実なものにするために、開催権料を半分にするという案も提出されたが、財政状況をホッケンハイムにとって合理的なものにするためにも、スポンサー契約は不可欠となるだろう。すでに現在、メルセデスを含めた複数の候補と交渉を行っている。
ベルギーGPが開催された先週末の時点では、まだ開催契約は締結されていなかった。メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、メルセデスがどれほどホームグランプリを開催したいと望んでいたかを明かしていた。
「我々はドイツGPの開催を熱望している」
「過去にも話したように、我々はプロモーターではない。我々はチームを経営しているので、状況は複雑だし、リバティと地元のオーガナイザーとの組織の間で行われる会議に加わるのは微妙だ」
「ドイツGPの復帰を手助けしようと、我々は様々な関係者との議論に参加してきた。だがドイツGPが開催されるかどうか、我々が議論に参加するかどうかの見通しは立っていない」
「すぐに決断をする必要があるものだ。今後数日の間に、これについて話すことになるだろう」
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