マクラーレン、シャシー部門トップを更迭か? 技術チームを刷新へ

マクラーレンは技術チームの再編に取り組んでおり、すでにシャシー部門責任者のティム・ゴスは役職を離れたと考えられている。

 マクラーレンは、技術チームの全面的な見直しを開始しているとみられており、すでにシャシー部門の最高技術責任者であるティム・ゴスは、その役職を解かれていると考えられている。

 2015年から3年間、ホンダとともに厳しいシーズンを過ごしていたマクラーレン。今季からルノー製パワーユニット(PU)を搭載し、トップチームへと復帰することを期待していたものの、現時点で彼らの想定通りの結果に至っていない。

 シーズン序盤のパフォーマンスに不満を抱いたチームは、技術部門の再編に乗り出したようだ。今回の体制刷新は、ルノーPUを搭載したことで露わになった、ホンダ時代には覆い隠されていたチームの根本的な問題への対処を余儀なくされたということだろう。

 マクラーレンの2018年マシンであるMCL33は、ダウンフォースが足りない上にストレートスピードも遅いという状態だ。チームのデザイン部門が、彼ら自身が思っているほどは素晴らしくはなかったのだ。

 チームの広報担当は、motorsport.comに次のように語った。

「マクラーレンは、チームを成功に導くプログラムの一環として、技術オペレーションの見直しを行っています」

「これは、組織全体の様々な要素に対処するための先を見据えた継続的なプロセスです」

「さらなる詳細は、今後明らかにされる予定です。それまで、これ以上のコメントは出されません」

 ゴスは、技術部門の3人のリーダーのうちのひとりだった。チーフエンジニアリングオフィサーのマット・モリスや空力部門の最高技術責任者であるピーター・プロドロモウとともに、技術チームを率いていた。

 1990年にマクラーレンに加わって以来、ゴスは幅広い役割を担ってきた重要人物だ。これまでの役職を解かれた彼が、マクラーレン内で別の役割を担うことになるのかは明らかになっていない。

 レーシングディレクターであるエリック・ブーリエは、今シーズンこれまで目標を達成できていない理由を調査しなければならないと語った。

「我々はルノーやレッドブルと同じエンジンを使っている。それなのに、我々は遅れを取っている。その事実を否定したりはしない」

「なぜ我々が予選で遅れているのか、なぜレースではそれが良くなるのか。そしてなぜ他のルノーユーザーに負けているのかを理解する必要がある」

「バーレーンの週末にいくつか疑問点があるのは明らかだが、まだその対処も進行中だ。我々はそれを解決しなければならない」

 今回の体制再編は、マクラーレンのエクゼクティブ・ディレクターだったザク・ブラウンが、マクラーレン・レーシングのCEOに就任してから約2週間後に実施された。

 ブラウンはパフォーマンス不足の原因究明や、パフォーマンスを改善するための変更を実施する上で積極的な役割を果たしている様子だ。

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シリーズ F1
チーム マクラーレン
記事タイプ 速報ニュース