F1 ベルギーGP
グリッド降格ペナルティ連発! F1ベルギーGPで『誰が』『何を』交換した?
F1第14戦ベルギーGPでは7名のドライバーにグリッド降格ペナルティが科され、予選結果からは大きくスターティンググリッドの並びが変化した。多数のペナルティが並列していたため、改めて”誰が”・“何を”交換し、ペナルティを科されたのかを確認してみよう。
公開日時: 2022/08/28 8:41
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F1第14戦ベルギーGPの予選では、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が最速タイムをマークしポールポジションを獲得。しかし今回はそのフェルスタッペンを含む、多くのドライバーがグリッド降格ペナルティを科されており、スターティンググリッドは予選結果からかなりの変動が発生した。
しめて7名にグリッド降格ペナルティが発生したが、予選と並行してそれらの情報を把握するのは難しかったかもしれない。ここでは改めて”どのドライバー“が、”何を”交換してペナルティを科されたかを確認していく。
まず現在のF1におけるルールの確認だが、パワーユニット(PU)の主要コンポーネントには年間の使用可能上限数が設けられている。そして、それを超過してしまうと、グリッド降格ペナルティを科されることになっている。
具体的な年間のPU各コンポーネント使用可能数は、エンジン(ICE):3基、ターボチャージャー(TC):3基、MGU-H:3基、MGU-K:3基、コントロールエレクトロニクス(CE):2基、エナジーストア(ES):2基、エキゾーストシステム(EX):8基となっている。
これらPUコンポーネントは”初めて”超過した際には、1コンポーネントあたり10グリッドの降格ペナルティが、それ以降は1コンポーネントあたり5グリッド降格のペナルティとなる。
そしてレギュレーションでは、これらのPUコンポーネント交換によるグリッド降格が“15”を超えると、最後尾スタートとなると規定されている。
さらに今季からは、ギヤボックスも年間の使用可能数が定められるRNC(Restricted-Number Components)に。「ギアボックスケース等(GBX-C)」と「ギヤボックスドライブライン等(GBX-DL)」が、それぞれ年間4基が上限となっている。超過した際のペナルティは、それぞれ5グリッド降格だ。
FIAから公表されたベルギーGPでの各マシンの交換コンポーネントをまとめると以下のようになる。
ドライバー 予選 グリッド 裁定 ICE/x基目 TC MGU-H MGU-K ES CE EX GBX-C GBX-DL ボッタス 20 14 PU:15Drop+ RNC:5Drop 5 6 6 5 フェルスタッペン 1 15 PU:最後尾+ RNC:5 4 4 4 4 3 3 5 ルクレール 4 16 PU:最後尾+ RNC:10 5 5 5 5 3 4 9 5 5 オコン 5 17 PU:最後尾 4 4 4 4 3 3 ノリス 10 18 PU:最後尾 4 4 4 3 3 周冠宇 13 19 PU:最後尾+ RNC:10 4 4 4 3 5 5 シューマッハー 15 20 PU:最後尾+ RNC:10 4 4 4 4 3 5 5
注目は当然タイトルを争っているマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とシャルル・ルクレール(フェラーリ)だろう。
ルクレールはICE、TC、MGU-H、MGU-Kといった主要コンポーネントに、年間の使用制限数を2基超過する5基目を投入。彼がペナルティを受けるのはこれが今シーズン2回目だ。一方でフェルスタッペンは、今季初めてのPU使用数超過のペナルティとなった。
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なおルクレールのPUコンポーネント交換を巡っては、フェラーリがレギュレーションの文言の解釈の隙間を突いてフェルスタッペンの前からのスタートすることを狙っていたが、FIAが予選前に先手を打って解釈の明確化を行ない、そうした動きは未然に防がれることになった。
またグリッド最後尾に降格することのなった6人のドライバーたちは、予選結果の順に並べられることになった。
Read Also:
- フェルスタッペン、予選で見せた”異次元の速さ”。15番手から「表彰台フィニッシュできなければ残念」
- ルクレール、タイヤの取り違えミスは”影響なし”。フェルスタッペンの速さには驚きも
- 角田裕毅、Q1敗退の予選にガッカリ……「Q3を争うチャンスすらあると思っていた」
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