
ハースはピットストップ時のミスを対策するためF1第2戦バーレーンGP前にピットストップ練習を行うことを計画している。






オーストラリアGP決勝のピットストップ時にミスを犯したことでリタイアを喫したハースは、それを対策するためF1第2戦バーレーンGP前にピットストップ練習を行うことを計画している。
2018年開幕戦オーストラリアGPの序盤で好ペースを発揮し、トップ6圏で走行していたハースのケビン・マグヌッセンとロマン・グロージャンは、ピットストップ時にホイールをしっかり固定できなかったのが原因で共にリタイアを喫した。なお、安全でない状態で走行を行ったとしてハースには1万ユーロ(130万円)の罰金が科された。
チーム代表であるギュンター・シュタイナーは今回の件について、ピットストップ練習が十分に行われていなかったため、メカニックがホイールナット締めに失敗した可能性が高いと述べ、チームは次回のレースまでにピットストップの手順を厳格化しなければならないと主張した。
「レースウィークの間、我々は非常に緊張していた。FP1とFP2で問題を抱えており、我々はスペアを多く持ち込まなかったので、ピットストップ練習を多く行わなかった。それが一つの原因となった可能性がある」
「酷いピットストップだった。ホイールナットの噛み違いが起きてしまった。その状況をすぐに察することができなかった。2.5秒の間に作業が行われ、そして不運が起きた」
「ホイールガンを担当したのは昨年と同じメンバーでこれまでミスをしたことがなかった」
「その対策をしなければならない。バーレーンではできるだけ早く練習を開始するつもりだ。そうすることで自信を高めることができるだろう」
さらにシュタイナーは、オーストラリアGPで見せたペースを見れば、上位3チーム以外で最も優れたチームであると述べた。
「彼らは自信を持ち続ける必要がある。これは妙な事件だった。我々は前向きである必要がある。レースでは上位チームについていくことができたため、良いシーズンが過ごせそうだと知ることができた。我々は何が起こったのかを分析し、再発しないように対策するだけだ」
「本当に信じられないことだ。ピットストップした2台に同じ問題が発生した。1台は前輪側、もう1台は後輪側に起きたのだ。それが事実だ」
「今日は非常に残念な結果となったが、ペースが良かった。それが気持ちを保たせてくれている」
「自信を保ち続けたまま、バーレーンに行き、ピットストップでのミスを最小限に抑えるために努力する」
この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | オーストラリアGP |
ロケーション | Melbourne Grand Prix Circuit |
チーム | ハースF1チーム |
執筆者 | Ben Anderson |