ハートレー「レースでアップグレードPUから得るものは大きいはず」

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ハートレー「レースでアップグレードPUから得るものは大きいはず」
執筆: Scott Mitchell
2018/06/10 17:30

ハートレーは、予選よりもレースでの方がアップグレードされたPUから得られるものが大きいと考えている。

Brendon Hartley, Toro Rosso STR13.
Brendon Hartley, Toro Rosso STR13.
Carlos Sainz Jr., Renault Sport F1 Team R.S. 18, passes Brendon Hartley, Toro Rosso STR13.
Brendon Hartley, Scuderia Toro Rosso STR13
Brendon Hartley, Scuderia Toro Rosso STR13
Brendon Hartley, Toro Rosso STR13, returns to the pit lane in qualifying
Brendon Hartley, Toro Rosso STR13

 トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、カナダGPで投入されたホンダPUのアップグレードについて、予選よりもレースでの方が得られる恩恵が大きいと考えている。

 今回、ICE(内燃エンジン)を交換したハートレーは、予選Q2でシャルル・ルクレール(ザウバー)やマクラーレンの2台を上回る12番手を獲得した。

「僕たちのアップグレードは、予選においては比較的小さなものだ。でもレースに向けて一歩前進することができた」と彼は話した。

「とても長いストレートがあって、パワーが要求されるこのサーキットで戦うことができるのかどうかを考えても、本当にエキサイティングなレースになるだろう」

 ハートレーはスペインGPのフリー走行で大クラッシュを喫してしまった際にパワーユニットを載せ替えたため、今回はICEのみの交換となっている。そのため、MGU-Hを含めた他のエレメントは旧バージョンだ。つまり中国GPとアゼルバイジャンGPでも使用されていたバージョンのERS(エネルギー回生システム)を使用することになる。ERSはホンダ最大の弱点であり、その2レースではそれが露呈していた。

 しかし、カナダでのパフォーマンスと中国やアゼルバイジャンでのパフォーマンスを比較すると、新しいエンジンは予選よりもレースにおいて”より大きな前進をしていることが分かる”ということが確信できたとハートレーは話した。

 他チームよりもエネルギー回生の面で競争力がなければ、バッテリーをチャージし、1周で放出する予選では影響を受けやすい。

 レースでのエネルギーのマネージメントプロセスはより戦略的で、ホンダはアゼルバイジャンGP後にそのアプローチを修正していた。それゆえ改良されたICEは今回のレースでもより良い印象を与えそうだ。

 ハートレーは、「僕たちとしては、すべてがポジティブだ」と語った。

「ピエール(ガスリー)が使っていた、アップグレードされたMGU-Hが僕にはないということもわかっている。でも僕らはすべての物事がスムーズに進んでいる」

 ガスリーはPUのコンポーネント一式を交換できた一方で、FP3でパワーを失うトラブルに見舞われた。その後は、以前使用していた旧スペックのPUを使用し予選を戦わなければならなかった。

 しかしガスリーは、少なくともトロロッソとホンダはアップグレードの効果を検証することができたと話した。

「僕たちはそれらについて正確な答えがわかった。間違いなくアップグレードは良いものだった」

「最終的には良いものであったが、この位置だったのは辛い。というのもアップグレードを投入した良い機会だったし、それを最大限に活用することができなかったからだ」

 なおトラブルを分析した結果、ガスリーはICEを交換。グリッド最後尾からアップグレードPUを搭載してレースに臨むことになっている。

Additional reporting by Oleg Karpov

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この記事について

シリーズ F1
イベント カナダGP
ロケーション サーキット・ジル・ビルヌーブ
ドライバー ブレンドン ハートレー
チーム トロロッソ
執筆者 Scott Mitchell
記事タイプ 速報ニュース