レッドブル・ホンダ『RB16B』はF1王者の"夢"を見る ホンダ・ウェルカムプラザ青山で歴代チャンピオンマシンと並ぶ

東京は南青山にあるホンダの本社「Honda F1 2021 2nd Stage 〜夢は挑戦の先にしかない〜』と題し、かつてF1タイトルを獲得したマシンの特別展示を行なっている。

 ホンダがパワーユニット(PU)サプライヤーとして2015年にF1の舞台に戻ってきて以来、今年は初めてタイトルに手が届く位置につけている。

 第15戦ロシアGPを終え、ここまでマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレス擁するレッドブル・ホンダは8勝。残り7戦を前にドライバーズランキングでは、首位ルイス・ハミルトン(メルセデス)とフェルスタッペンは2ポイント差。コンストラクターズランキングでは、メルセデスをレッドブル・ホンダが33ポイント差で追いかけている。

 サマーブレイク後も複数のチーム間でタイトル争いが展開されるのは、2014年にV6ハイブリッドターボが導入されて以来初のことであり、今季のタイトル争いの行く末に世界が関心を寄せている。

 ホンダは今季のタイトル獲得を祈念して、東京は南青山にあるホンダの本社「ホンダ・ウェルカムプラザ青山」で、『Honda F1 2021 2nd Stage 〜夢は挑戦の先にしかない〜』と題したマシンの特別展示を行なっている。ホンダエンジンを搭載した歴代チャンピオンマシン6台、そして今季のタイトルを狙うレッドブル・ホンダ『RB16B』カラーのマシンが並べられている。

 この特別展の注目度の高さから、ウェルカムプラザでは入場人数の規制がされるほど。連日多くのファンがここへ詰めかけ、展示されるマシン達に見入っている。

Williams FW11B
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写真:: Motorsport.com / Japan

Williams FW11
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写真:: Motorsport.com / Japan

Honda F1 2021 2nd Stage
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写真:: Motorsport.com / Japan

Honda F1 2021 2nd Stage
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McLaren MP4/4
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Mclaren MP4/5
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Mclaren MP4/5B
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McLaren MP4/6
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Toro Rosso STR13 (Alphatauri color)
Toro Rosso STR13 (Alphatauri color)
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写真:: Motorsport.com / Japan

Toro Rosso STR13 (Alphatauri color)
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写真:: Motorsport.com / Japan

 昨年リニューアルされたウェルカムプラザ青山の大きな正面入口を入り右手に見えるのが、1986年にコンストラクターズタイトルを獲得したV6ターボ搭載のウイリアムズ・ホンダ『FW11』(展示されているのはナイジェル・マンセル車)と、そのマシンに改良を重ね翌年ネルソン・ピケがドライバーズチャンピオンに輝いた『FW11B』(ピケ車)だ。ふたつのマシンは、一見瓜二つにも見えるが近くに寄って見てみると、スポンサーロゴやフロントウイングの翼端板などその違いが見えてくる。

 そして、中央には4年連続でドライバーズ・コンストラクターズ双方のタイトルを獲得した4台のマクラーレン・ホンダのマシンが鎮座する。

 アイルトン・セナとプロストを擁し16戦中15勝という未だ破られていない最高勝率記録を持つ1988年の『MP4/4』(セナ車)と自然吸気V10エンジン搭載した翌年の『MP4/5』(プロスト車)。ゲルハルト・ベルガーをチームに迎え、前年のマシンに改良を加えた1990年の『MP4/5B』(セナ車)、そして1991年の『MP4/6』(ベルガー車)。白と赤の“マルボロカラー”に身を包んだ4台が並ぶ姿は圧巻だ。ホンダの広報担当曰く、ウイリアムズ・ホンダとマクラーレン・ホンダの計6台がこうして並んで展示されるのは初めてのことであり、ツインリンクもてぎにある「ホンダ・コレクション・ホール」でも見られないラインナップだ。

 そして、ホンダエンジン搭載の歴代チャンピオンマシンに囲まれるように置かれる今季のレッドブル・ホンダ『RB16B』のカラーリングに塗られたマシンモックアップ。果たしてこのマシンが”王者”として凱旋することはあるのか、期待は高まるばかりだ。

 ウェルカムプラザ青山には、壁一面に広がるポスターやその前に置かれた2019年のホンダPU『RA619H』の他にも、角田裕毅が駆る2021年アルファタウリ・ホンダ仕様のペイントを施したトロロッソの2018年度マシン『STR13』も展示されている。

 現行マシンに合わせるべく、フロントウイングなど複数ヵ所に手が加えられているが、このマシンはモックアップではなく“ホンモノ”。「このウイングの向きは、どこへ空気を流そうと考えたのだろうか」「何を思ってこのエアロパーツをつけたのだろうか」などと、レッドブルの“空力の鬼才”ことエイドリアン・ニューウェイさながらの眼差しで、現代のマシンと過去のマシンとの比較ができるというのも嬉しい。

 この特別展は10月18日(月)まで開催している。昨今の状況を鑑みると「是非この機会に足を運んでみてはいかが」などとは軽率に言えないが、開催中止となったF1日本GPの代替オンラインイベントとして10月7日(木)〜10日(日)にかけて配信される『Honda Japanese Virtual Grand Prix』の一環として、特別展を特設サイトにてデジタル公開する。360度カメラで撮影された映像を楽しめるようだ。

 また、『Honda Japanese Virtual Grand Prix』で公開される今年の日本GPで贈呈されるはずだった、Hondaデザイン・制作のトロフィーは10月7日(木)〜18日(月)までウェルカムプラザ青山の特別展で展示されることになっている。

 
 

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