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「20年はあっという間。皆の気持ちに感謝したい」キミ・ライコネン、F1引退レースはリタイアで終了

F1第22戦アブダビGPを最後に、キミ・ライコネンはF1を引退した。最終レースはトラブルによるリタイアと、有終の美を飾ることはできなかったが、彼は20年近くに及ぶキャリアには多くの思い出があると満足してコースを去った。

Kimi Raikkonen, Alfa Romeo Racing

写真:: Jerry Andre / Motorsport Images

 アラブ首長国連邦のヤス・マリーナ・サーキットで開催された、F1第22戦アブダビGP。2021年の最終戦となるこのレースは、キミ・ライコネン(アルファロメオ)にとっては、F1キャリア最後のレースだった。

 ライコネンは2001年にザウバーからF1へデビュー。当時はフォーミュラ・ルノーからの”飛び級”昇格として大いに話題になった。メキメキと頭角を現したライコネンは、翌年にはマクラーレンへと移籍。2003年に初優勝を上げ、チャンピオン争いにも加わった。

 そて2007年にはミハエル・シューマッハーの後任としてフェラーリへ移籍。マクラーレンのフェルナンド・アロンソ(現アルピーヌ)とルイス・ハミルトン(現メルセデス)を1点差で下して王者に輝いた。

 2009年から2011年にかけてはF1から離れていたライコネンだったが、2012年にグランプリシーンへ復帰。ロータス、フェラーリと経て、2019年からは古巣ザウバーの後身アルファロメオでレースに身を投じた。

 20年近くに及ぶF1キャリアにおける最後のレースとなったアブダビGPで、ライコネンは予選18番手からスタート。史上最多となる349戦目をまずまずのスタートで始めたライコネンだったが、27周目にマシントラブルからクラッシュ。リタイアで終えることになってしまった。

 19シーズンの通算成績はチャンピオン1回(2007年/フェラーリ)、優勝回数21回(2018年アメリカGPが最後)、表彰台103回(2018年ブラジルGPが最後)となっている。

 引退レースを終えたライコネンは、こうしたトラブルもレースには付き物とコメント。20年近くにわたるキャリアはあっという間だったと語った。

「レースが思うように進まなかったとしても、今日多くの人達が感謝の気持ちを表してくれたのを目の当たりにできたのは、良いことだった」

 ライコネンはチームのプレスリリースにそうコメントを寄せている。

「ピットストップのあと、僕らは問題を抱えていた。技術的な問題を抱えているということは、今日は早くに店じまいするということを意味していた」

「これはレースだ。時にはこうした故障も発生する。だからといって、今日のリザルトが僕のキャリアに対する思いに影響はない。普通の生活に戻ることを嬉しく思うし、楽しみにもしているんだ」

「もちろん、ここで過ごす中で出会った素晴らしい人達のことが恋しくなるだろう。20年という時間はあっという間で、良い思い出も悪い思い出もたくさんある。こうした思い出はずっと僕の心に残っていくだろう」

 
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