マッサ、古巣フェラーリは「優勝へのプレッシャーに苦しんでいる」

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マッサ、古巣フェラーリは「優勝へのプレッシャーに苦しんでいる」
Jonathan Noble
執筆: Jonathan Noble
2018/10/17 3:26

マッサは古巣フェラーリについて、今のフェラーリはメルセデスと比べて強いプレッシャーを受けていると話した。

 元F1ドライバーのフェリペ・マッサは、かつて自身も所属したフェラーリについて、彼らは優勝することへのプレッシャーに苦しんでいると語った。

 今シーズン、フェラーリは懸命にメルセデスを追いかけてきた。しかしセバスチャン・ベッテル自身のミスや戦略上のトラブルが相次ぎ、メルセデスに追いつくためには奇跡が起こることを期待しなければならなくなった。

 最終戦を待たずにルイス・ハミルトン(メルセデス)がタイトルを獲得する可能性もある。もし今週末のアメリカGPでハミルトンが優勝し、ベッテルが2位以上に入賞できなければ、ハミルトンの5度目の戴冠が決まるのだ。

 2006年から2013年までフェラーリに所属し、2008年にはタイトルに手が届くかというところまで迫った経験を持つマッサは、フェラーリがタイトルを獲れないままでいる状況を終わらせるためには、プレッシャーに対処しなければならないと考えている。

「僕らは2007年にチャンピオンシップを獲得した。その後2008年からフェラーリは問題を抱えるようになって、それ以来タイトルを獲れていない」とマッサはmotorsport.comに話した。

「おそらく僕が2013年にフェラーリを出た時、彼らの感触としては今と似たようなものを感じていたのだと思う。優勝することへのプレッシャーがあって、それを抑えることに苦労している。効率よく仕事をすることにも苦しんでいるんだ」

「今年については、彼らがもうチャンピオンシップを失ってしまったとは思っていない。だけど最後には負けてしまうかもしれない。それはいくつかのミスのせいだったり、彼らがメルセデスと比べて強いプレッシャーを感じていることが理由として挙げられるだろう」

「メルセデスはこの4年間タイトルを獲り続けている。そのおかげで、タイトルを獲らなければいけない状況にあって、ミスをする可能性がより高い人々よりも、タイトルの運命を握って仕事をするのが楽になる」

 マッサは、フェラーリが状況を好転させるための唯一の方法は、チームをプレッシャーから守ることができる強力なマネージメントだと考えている。

「最も控えめで、最も集中できるやり方で、仕事の仕方や物事の準備の仕方を見つける必要がある」

「彼らは素晴らしいチームだ、彼らのマシンはとても良いものだと言わねばならないだろう。その点に関しては良い仕事をしているが、その周囲のことについては少しミスをしている」

 先週、かつてフェラーリでテクニカルチーフを務めたロス・ブラウンは、フェラーリは元会長セルジオ・マルキオンネが亡くなったことによる影響を受けて苦戦していると話していた。

「リーダーであったセルジオ・マルキオンネが突然亡くなったことによるショックがあるのは間違いない。彼はチームに強い影響力を持っていたのだから、(チームは)大きな衝撃を受けているだろう。無理もないことだ」

「私がフェラーリにいた時も、たくさんの危機を経験した。私にわかっていることは、今は逆襲をあてにしたり責任をなすり付け合うのではなく、団結して前を向く時なのだということだ」

「ドライバーやエンジニア、マネージメントは、勝つ時も負ける時も一緒だ。このことはF1だけではなく、どのスポーツでもルールには書かれていない。だがマラネロの全員が理解している。今は状況を良くして、ポジティブなことがたくさんあったシーズンを堂々と終えるべきだ」

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シリーズ F1
チーム フェラーリ 発売中
執筆者 Jonathan Noble
記事タイプ 速報ニュース