フェルスタッペン、マシンの進歩を確信。悲願のタイトル獲得に向け「モチベーションはとても高い」
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、今季のマシンRB16Bのパフォーマンスに自信を持っており、やる気に満ち溢れていると語った。
Max Verstappen, Red Bull Racing
Mark Sutton / Motorsport Images
F1第2戦エミリア・ロマーニャGPで今季初優勝を飾ったレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、今季のマシンに自信を持っており、悲願のチャンピオン獲得を目指してモチベーションに満ち溢れているようだ。
イモラで行なわれたエミリア・ロマーニャGP決勝は、スタート前に雨が降り、徐々に路面が乾いていくという難しいコンディション。フェルスタッペンは3番グリッドから好スタートを決めると、メルセデスのルイス・ハミルトンのイン側に飛び込み、首位に浮上。難しいレースでトップを守りきり、今季初優勝を決めた。
レッドブルが日本向けに行なったインタビューで、優勝の最大の要因は何だと思うかと訊かれ、フェルスタッペンは次のように振り返った。
「最大の要因はスタートだと思う。なぜなら、イモラは追い越しが難しいサーキットだからだ。あれはとても重要だった。コンディションが変化していっていたから、クルマをコースに留めておくことが大事だったけど、リードをしている時はペースがコントロールできるから、それが簡単になる。だから間違いなくスタートが最も重要な要素だった」
レッドブル・ホンダは昨年、何度かスタートで苦しむ場面があった。しかしイモラでは、そんなことを微塵も感じさせない好スタートをフェルスタッペンが見せた。チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、イモラでの好スタートにはホンダの貢献があったと明かしている。
ホンダにとって、今季はF1活動最終シーズンとなる。フェルスタッペンは、ホンダにとって有終の美を飾ることができるシーズンになるよう、ベストを尽くすと誓った。
「もちろん、ホンダが去ってしまうのは残念だ。特に今年、僕たちは非常に高い競争力を持っていると思うからね。でも僕たちはベストを尽くしてできる限り多くのレースに勝ち、少なくとも彼らが最高の形でF1を去ることができるように努力をするよ」
「昨年と比べて、エンジンは確実に改善されているんだ。特にレースでは、バッテリーの管理がうまくいっているように思う。また、シャシーの面でもよりバランスのとれたクルマになった。昨年の失敗から学んで、より良いクルマになったと思う」
「競争力のあるクルマを持っていることが分かっているから、トラックに行くのが楽しみだし、とてもモチベーションが高いんだ。チャンピオンシップのために、やれることは全部やっていくよ」
最後に日本のファンへのメッセージを求められたフェルスタッペンは、チャンピオン争いを見据えて、日本GPも含めて良い結果を出したいと語った。
「やあ、みんな。サポート本当にありがとう。僕にとってもチーム全体にとっても力になっているよ。今季はもっと良い結果を出していきたい。ベストを尽くすよ」
「鈴鹿に行くのはいつも楽しみなんだ。本当に素晴らしいトラックだし、良い思い出もある。ホンダにとっても最後のホームレースになるし、良い結果を出したい。もちろん勝ちたいね」
第3戦ポルトガルGPの初日フリー走行では、路面のグリップの低さに苦しめられながらも、両セッションでメルセデス勢に次ぐ2番手につけたフェルスタッペン。このレースも、両チームが激しい優勝争いが繰り広げそうだ。
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