バックでコースに合流したフェルスタッペン、審議の結果はお咎めなし
執筆: Scott Mitchell
スチュワードは、モナコGPのFP1でエスケープゾーンからバックでコースに戻ったフェルスタッペンに対し、ペナルティを科さないと決定した。

F1モナコGPのフリー走行1回目(FP1)で、コースへの合流の仕方が危険だったとしてレッドブルのマックス・フェルスタッペンが審議対象となっていたが、お咎めなしの裁定が下った。
FP1のセッション中盤、フェルスタッペンは1コーナーであるサンデボーテへのブレーキングでミスをし、エスケープゾーンへマシンを逃した。
バックしてコースへ合流しようと試みたフェルスタッペンだったが、後ろから来たセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は彼を避けるためにコーナー内側をショートカットしなくてはならなかった。このコースへの合流の仕方が危険だとして、フェルスタッペンは審議対象となっていた。
セッション後、スチュワードはフェルスタッペンから聞き取り調査を実施。合わせて証拠の見直しを行った。
その結果1コーナーに接近しているマシンには、イエローフラッグによってコースオフした車両があることは警告されており、スチュワードはフェルスタッペンのコース合流が”イエローフラッグ下で、他のドライバーに危険をもたらさないように”行われていたと判断した。
フェルスタッペンは、チームメイトのダニエル・リカルドに次ぐ2番手でFP1を終えている。レッドブルはパワーユニットのパフォーマンス不足の影響がいつもより少ないため、モナコではポールポジション争いに加われると考えている。
オーバーテイクが難しいモナコだけに、フェルスタッペンにグリッドペナルティが下されていればチームにとっても大きな痛手だったが、からくも難を逃れた形だ。
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この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | モナコGP |
ロケーション | モンテカルロ |
ドライバー | マックス フェルスタッペン |
チーム | レッドブル・ホンダ |
執筆者 | Scott Mitchell |
バックでコースに合流したフェルスタッペン、審議の結果はお咎めなし
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